木造復元天守!白石城と旧小関家の武家屋敷|宮城県白石市
ここの階段には踊り場があります。
こちらが白石城の三階。
三階は柱などがなく開放的な空間です。
天井には棟札がありました。
周囲には欄干があり、通路は細いですが外に出ることも可能。
天守からは白石の街を見渡すことができます。
上から見た本丸跡。
さっき通ってきた大手一ノ門と大手ニノ門。
お城の外観はもちろん、内部の詳細な資料がないと不可能な木造による復元。仮に資料があったとしても財政や材料などの都合もあるので、実現するのは至難の業といえるでしょう。それは木造復元された天守が6つしかないことが物語っています。とても貴重な建物なので、今後も大事に維持管理していただきたいですね。
市内に現存する白石城の建物
神明社というお社の付近にある厩口門(うまやぐちもん)跡。その名の通り馬を出入りさせる門がここにありました。
実はこの門は市内にある延命寺に山門として移築され現存しています。これはパッと見ただけだと元がお城の門とは分からないですね。
もう一つは当信寺の山門。白石城の二ノ丸大手ニノ門が、専念寺に移築され、その後に当信寺へ移築されました。
旧小関家 武家屋敷
続いて向かったのは武家屋敷。白石城からは歩いて14,5分くらいで行けます。
お屋敷の前には川が流れていました。風流ですね。
この武家屋敷は片倉家の家臣であった小関家のお屋敷です。
主屋を外から見た所。
裏手にはお庭がありました。
こちらは台所(だいどころ)。土間になってます。
茶の間(ちゃのま)の前には床がありました。
台所の天井はこうなってます。
台所の隣りにある茶の間。囲炉裏があります。
茶の間の天井は板張り。
茶の間の奥の右手にあるなかま。正座敷です。
畳敷きですが、壽丸屋敷に比べると簡素ですね。
床の間には絵が飾ってあります。
コンパクトですが縁側もありました。
正座敷の左隣にある納戸。資料が展示してあります。
天井は台所と同じようにむき出しでした。
庭のほうから見た主屋。
主屋をグルっと回って正座敷の前を通って正面へ戻ります。
僕が今まで見てきた武家屋敷はたぶん上流階級の家のもので、ここ旧小関家はおそらく中流くらいの武家なのではないでしょうか。各地に残っている上流の武家や豪商の家はとても立派な物が多いですが、庶民の生活とはかけ離れていますよね。旧小関家は世間の大半を占める庶民の生活をしのぶことができる貴重な場所ではないでしょうか。
- スポット名白石城
- 料金一般400円 小中高校生200円
- 住所宮城県白石市益岡町1−16
- 宮城県白石市益岡町1−16
- 電話番号0224-24-3030
- 営業時間9:00~17:00(4~10月)9:00~16:00( 11月~3月 )
- 休業日12月28日~12月31日
- 駐車場付近に駐車場有り
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