白石城下七箇寺巡り|宮城県白石市

白石城下のお寺巡り

宮城県白石市にある白石城。その城下のお寺を巡る「白石城下七箇寺巡り」というコースがあるということで、巡ってまいりました。巡るお寺は延命寺、専念寺、妙見寺、当信寺、傑山寺、清林寺、常林寺の7つ。

延命寺

まずは延命寺。この門は白石城厩口門(うまやぐちもん)で、もともとはお城の厩曲輪にあったものだそうです。

01延命寺1

延命寺の境内。

01延命寺2

こちらのお地蔵様は安珍地蔵尊です。修行僧安珍の伝承に基づいたお地蔵様で、通称はころり地蔵尊。いわゆるピンピンコロリをしたいと願う人は、このお地蔵様の足を人知れずなめると願いが叶うそうです。

01延命寺3

そのお地蔵様の隣のお社。

01延命寺4

延命寺の本堂です。延命寺は真言宗智山派のお寺で御本尊は大日如来様。1596年(慶長元年)に中興(途絶えたり衰えたものを再興)されたと伝わるそうです。

01延命寺5

専念寺

02専念寺1

聖徳太子尊像がある専念寺。法隆寺所蔵の聖徳太子摂政像(国宝)のご分身ということです。

02専念寺2

聖徳太子尊像が祀られているのはこちらの太子堂。ここにお参りすると法隆寺にお参りしたのと同じことになるそうです。

02専念寺3

妙見寺

ちょうど開運祭というお祭りが開催されていた妙見寺。出店もありました。

03妙見寺1

03妙見寺2

境内にあった妙見堂。通称は開運堂というそうです。

03妙見寺3

日蓮聖人の像。

03妙見寺4

そしてこちらが本堂です。妙見寺の山号は星王山。白石の中でも大きなお寺のようです。

03妙見寺5

当信寺

こちらは当信寺の山門。もとは白石城の二ノ丸大手ニノ門でしたが、明治初期の白石城破却時にさきほどの専念寺に移築されてました。そしてその後に当信寺へ移築。国登録有形文化財です。

04当信寺1三門

当信寺は1579年(慶長2年)の開山で、正式には功徳山 泰陽院 当信寺。伊達政宗の側近として有名な片倉小十郎景綱の叔父、片倉景広家の菩提寺でもあります。本堂は木造入母屋造り。江戸時代の特徴をもっているそうで、国登録有形文化財です。

04当信寺2

御本尊は阿弥陀如来立像。奈良の東大寺が再興された際に制作されたものだそうです。

04当信寺3

本堂の後方には白石老人と真田大八、阿梅のお墓があります。江戸時代初期に出自や年齢が不明の仙人のような老人がおり、文武に秀で人々から尊敬されていたそう。107歳で亡くなったそうで、その老人を白石老人と呼んでいます。真田大八は”日本一の兵(ひのもといちのつわもの)”といわれ真田幸村の名で有名な真田信繁の次男。大八は大阪夏の陣後に亡くなったといわれていましたが実は生存していて、阿梅(おうめ)が片倉重長(片倉小十郎景綱の長男)の側室になったさいに片倉家に引き取られました。阿梅は信繁の三女です。

04当信寺4

傑山寺

こちらは傑山寺にある十一面子安観音菩薩をお祀りするお堂。十一面子安観音菩薩は三十三の姿に変化することによって、危険や苦しみから救ってくださる観音様です。

07傑山寺1十一面子安観世菩薩

本堂の前には片倉小十郎景綱公の像がありました。

07傑山寺2

こちらが本堂。傑山寺は1608年(慶長13年)、片倉小十郎景綱が建立したお寺です。正式には常英山傑山寺。片倉景綱が開いたということもあり、片倉家の菩提寺です。

07傑山寺3

境内にあった布袋尊の像。

07傑山寺5

こちらは佐藤考郷のお墓です。佐藤考郷は幕末に片倉家の家老を務めた方。戊辰戦争の後、旧幕府方であった片倉家の家臣たちは家屋敷を失いました。片倉家中の方々は北海道に渡って入植し、当地を開拓。そこが現在の札幌市白石区です。佐藤考郷は札幌区長を務めるほどにまでなりました。

07傑山寺6佐藤考郷のお墓

そしてここは片倉小十郎景綱のお墓。敵にばれないように墓標ではなく一本杉をお墓の印にしたそうです。

07傑山寺7片倉小十郎景綱のお墓

07傑山寺8片倉小十郎景綱のお墓

景綱公だけではなく片倉家の方々のお墓もあります。

07傑山寺9片倉家のお墓

片倉家とゆかりのある北海道の松前藩の松前安廣と、そのご子孫のお墓もありました。

07傑山寺10松前家のお墓

常林寺

こちらは常林寺。この太鼓堂は白石城(現在の神明社郷土館の近く)にあったもので、2時間ごとに2階の太鼓を叩いて時間を知らせたそうです。

05常林寺1時の太鼓

境内はきれいでした。

05常林寺2

こちらは一遍上人像。

05常林寺3

常林寺の山号は白石山(はくせきさん)。時宗のお寺です。1325年(正中2年)の開山で、御本尊は阿弥陀如来様。片倉小十郎景綱の時代にこの場所に移ったそう。白石城の二ノ丸の東北櫓にあった時の太鼓を保管しています。

05常林寺4

清林寺

真田信繁ゆかりのお寺である清林寺。お寺の前には真田信繁の石碑があります。

06清林寺1真田幸村石碑

大阪夏の陣の後、経緯は諸説ありますが片倉重長は真田信繁の遺児を匿いました。そのため片倉家の本拠地である白石は真田家と縁があるのです。

06清林寺2

清林寺は正式には法源山清林寺。浄土真宗本願寺派のお寺です。開基(お寺を開いた人)は真田信繁の遺臣である三井奉膳。御本尊は阿弥陀如来様で、寺紋は真田家の六文連銭です。

06清林寺3

出世稲荷神社

お寺ではないですが、道中に見つけた出世稲荷神社。縁起のいいおいなりさんですね。

08出世稲荷神社

案内所で知って、せっかくならばと行ってみた白石城下七箇寺巡り。ここに来るまで知らなかったこともあり、正直そこまで期待をしていませんでした。しかし白石城の建物があったり、有名な片倉家や真田家ゆかりの場所があったりと興味深い内容も多かったです。単にお寺を見るだけではなくて、じっくりと見ていくと楽しいコースでした。

  • スポット名
    白石七寺巡り
  • 住所
    宮城県白石市大手町1−1
  • 宮城県白石市大手町1−1

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