山陰唯一の現存天守!松江城|島根県松江市

島根のシンボル的な松江城

島根県松江市にある松江城に行ってまいりました。こちらは堀尾吉晴公の銅像です。1600年(慶長5年)の関ヶ原の戦いの後に堀尾家は出雲・隠岐を拝領し入封。初めは月山富田城に入城しましたが、堀尾家は松江の将来性に着目します。しかし出雲松江藩の初代藩主である吉晴の次男、堀尾忠氏が1604年(慶長9年)が父に先立って病死。忠氏の長男、堀尾忠晴が2代藩主となりました。松江城は堀尾忠晴時代の1607年(慶長12年)に着工し、5年の歳月をかけて1611年(慶長16年)に完成。堀尾忠晴はまだ幼かったので実質は堀尾吉晴によって築城されたといえるでしょう。

01堀尾吉晴公像

1871年(明治8年)の廃城令によって多くの城が取り壊されましたが、松江城は地元の豪農・勝部本右衛門や旧松江藩士・高城権八らの働きによって取り壊しを免れました。こちらは大手門跡。長さは約14.5メートル、幅は約6.4メートルと大きな門で、シャチホコまで付いていたそうです。この大手門跡から天守へと向かいます。

02大手門跡

城内

写真左にあるのは復元された太鼓櫓。この階段を登って本丸へと向かいます。

03二之丸跡から

階段の先にある石垣。

04石垣

石には何やらマークが刻んでありました。築城中の目印ですかね。

05石垣のマーク

階段の上から見た二之丸下丿段。ここにはかつて米蔵が並んでいたそうです。

06二之丸下丿段

こちらは三丿門跡。

07三之門跡

その階段の先は定番所跡となってました。役人か武士が詰めていた場所でしょう。

08定番所跡

こちらが二之丸跡。きれいに整備されています。

09二之丸跡

階段の下からも見えた太鼓櫓。中櫓とともに2001年(平成13年)に復元されました。

10太鼓櫓

江戸時代の文献や絵図には太鼓櫓と記されており、城内に時刻や号令を知らせる太鼓が置かれていたと考えられています。

11太鼓櫓

こちらは中櫓。東丿矢蔵や御具足蔵と書かれている資料もあり、確かな用途は分かっていないということです。

12中櫓

2000年(平成12年)に復元された南櫓。南丿二重屋くら、御召蔵とも呼ばれていたそうで、こちらも確かな用途が分かっていないようです。

13南櫓

二之丸にあった井戸の跡。

14井戸

こちらの二丿門跡を通って本丸へと向かいます。

15二之門跡

この階段の先がいよいよ本丸。

16階段

こちらは1960年(昭和25年)に復元された一丿門。

17一之門

そして一丿門をくぐると本丸です。

19本丸

すぐに天守が見えました。

18天守

こちらはおそらく復元された一丿門に隣接する南多聞。

20本丸

本丸からの眺めは抜群です。

21本丸からの眺め

ここは多聞跡。多聞とは長屋造りの櫓と櫓をつなぐ建物です。簡単にいうと防御設備のある廊下という感じでしょうか。

22多門跡

この石垣の上は祈祷櫓跡。本丸にあった六つの櫓の一つで荒神櫓ともいいます。ここにはもともと塚があり荒神が祀ってあったそう。築城時にはたびたび石垣が崩壊する怪奇現象が発生しました。祈祷櫓は荒神をお祀りしなおして、毎月お城の安全祈願をしたことに由来しています。

23荒神櫓 祈祷櫓 跡

こちらは向かって左手にある鉄砲櫓跡。

26鉄砲櫓跡

ここにも多聞跡とありました。おそらく多聞が本丸をぐるりと囲んでいたんでしょう。

27多門跡

松江城の天守は四重五層(屋根が4つで5階建て)で、地下一階がある附櫓が付属しています。附櫓は写真で右側にある出っ張ったところ。

24天守

現存天守の中では面積が447.23平方メートルで2番目、高さは約30メートルで3番目。そして建物の古さは5番目ということです。現存天守は小ぶりなものも多く、松江城はそれらに比べると規模の大きい天守となります。ちなみに面積と高さが1番なのは兵庫県の姫路城、1番古いのは福井県の丸岡城です。

25天守

天守に入る前に搦手(裏手)も散策してみました。こちらは乾櫓跡。

28乾櫓

本丸に至るには主に2つのルートがあり、一つが正面にあたる大手門から。そしてもう一つは脇虎口丿門跡から天守の裏手に出るルートです。こちらは後者のルートで行くと途中にある馬洗池。その名の通り馬を洗っていたんでしょう。

29馬洗池

馬洗池のそばにある水の手門跡。

30水の手門跡

その先の通路も曲がりくねっており、敵の侵入を難しくしています。

31水の手門跡

ここは北ノ門跡。

32北ノ門跡

裏手のルートから来るとこんな感じで天守が姿を現します。

33天守

天守

34天守

それではいよいよ天守の中へと向かいましょう。入口はこの附櫓です。

35天守

附櫓の中の様子。穴蔵の間と呼ばれ、籠城に備えて米や塩などの食糧や物資を保存していました。中央には井戸(写真右)もあり、飲み水もあったそうです。井戸の深さは24.24メートルで、直径は1.97メートル(地下は1.36メートル)あります。

36天守地階

シャチホコも展示してありました。

37天守地階の鯱

こちらが天守の一階。

38天守一階

さすが現存天守では2番目の面積を誇るだけあって広いです。

39天守一階

一階は東西に19.3メートル、南北に23.16メートル。高さは3.41メートルとなってます。

40天守一階

武者走りには様々な展示がありました。

41天守一階

武者走りとは城壁の内側に設けられた通路で、有事の際には戦支度をした武士が走り回ることからこの名で呼ばれます。

42天守一階

  • スポット名
    松江城
  • 料金
    大人560円
  • 住所
    島根県松江市殿町1−5
  • 島根県松江市殿町1−5
  • 電話番号
    0852-21-4030
  • 営業時間
    (4/1~9/30)7:00~19:30(10/1~3/31)8:30~17:00
  • 休業日
    無休
  • 駐車場
    有料駐車場が有

おすすめ記事

トップページへ

週間ランキング

No.1
西郷隆盛が設立した私学校跡|鹿児島県鹿児島市
西郷隆盛が設立した私学校跡|鹿児島県鹿児島市
No.2
熊本のつけ麺・油そばまとめ
熊本のつけ麺・油そばまとめ
No.3
西郷さんのご子孫のお店 K10カフェ|鹿児島県鹿児島市
西郷さんのご子孫のお店 K10カフェ|鹿児島県鹿児島市
No.4
加治木名物!加治木まんじゅう 新道屋|鹿児島県姶良市
加治木名物!加治木まんじゅう 新道屋|鹿児島県姶良市

ランキングをもっと見る

SNSでも更新をチェック