きくよ食堂本店で海鮮丼をいただきました｜北海道函館市

函館朝市にあるきくよ食堂

北海道函館市の函館朝市にあるきくよ食堂本店に行ってまいりました。朝のバスで札幌から函館に移動。着いたその足でさっそく海鮮丼を食べにきました。

昭和31年創業の歴史あるお店です。店頭にも一部メニューの案内がでてました。

海鮮パスタやぶっかけ丼など本店だけのオリジナルメニューもあるそうです。

メニューは税別価格とのこと。気をつけたいですね。

店内

店内は縦長になっており、テーブル席がズラッと並んでいます。

メニュー

海鮮丼はおおきく分けて一種、二種、三種。主な具材としてはいくら、かに、えび、ほたて、うに等。二種や三種でらこれらの魚介を組み合わせて注文することができます。どれも気になってさんざん迷った挙句、定番メニューの元祖函館巴丼（うに・いくら・ほたて）を注文。

海鮮丼のほかにも数多くの一品料理があります。お刺身をはじめ焼き物や汁物などどれも魅力的ですね。

卓上にはきくよ食堂まめ知識が置いてありました。

函館についての説明や、函館が舞台の本、函館ゆかりの有名人などなど見ていて楽しいです。

函館近海の魚の旬や、函館の方言も紹介されてました。

なんとなく見ていると函館と私の地元・熊本の共通点を発見。熊本でも、電車んこっば汽車て言わす人のおるばってんね。（電車のことを汽車と呼ぶ人がいるけどね。）意外でした。

海鮮丼の食べ方の説明もあり、初心者の私にとってはありがたいです。イクラ・サケはそのまま。ウニ・カニはわさびだれがかかってくるのでそのまま。ホタテ・エビは醤油をかけてとのことなるほどなるほど。

元祖函館巴丼

こちらがきくよ食堂本店の元祖函館巴丼。味噌汁にお漬け物がついてきます。

巴丼の具はうに、ほたて、いくらの三つ。どのネタも輝いてますね。美しい。

味噌汁はいわのりが入ってます。コリコリした食感がたまらない。さすが函館、味噌汁からして一味違います。

まずはいくら。弾力があってプチプチっとはじける。塩加減もちょうどよくご飯が進みます。

うには塩水バフンウニを使用されているとのこと。バフンウニは柔らかめの身だそうです。

濃厚でクリーミーな甘みが口いっぱいに広がる。上品でまったくクセがなく、ほのかな磯の香りを残してとけていきます。

そしてほたて。

品のある甘みがじんわりと押し寄せる。身はしっとりとしてほぐれる系の柔らかさです。海のめぐみを堪能できました。

こんな豪華な海鮮丼は私にとっておそらく初めての体験。はるばる函館まで来た甲斐がありました。