北海道大学植物園は見どころ満載!|北海道札幌市
重要文化財群と博物館
バラ園から南ローンのほうへと抜ける自然林。
まるで山の中にいるような雰囲気です。
自然林を抜けると南ローン。南ローンの付近には重要文化財群があります。
こちらは博物館付属鳥舎。1924年(大正13年)の竣工で、もともとは孔雀を飼うために建てらました。
鳥舎のすぐそばにある博物館倉庫。こちらは1901年(明治34年)の竣工。建物だけでなく、室内の机や棚なども当時の設備品として重要文化財に指定されています。
モダンな雰囲気の博物館旧事務所。
1901年(明治34年)の竣工で、北海道では珍しい瓦屋根の建物となってます。
1903年(明治36年)に札幌農学校に建てられた博物館事務所付属博物館便所。1918年(大正7年)に今の場所に移築されました。なんと現在でも使用することができるそうです。
ここには1882年(明治15年)に建てれれた2坪の便所がありましたが、1918年(大正7年)に取り壊されてしまいました。
この年季の入った建物はバチェラー記念館。イギリス人宣教師であるバチェラー博士はアイヌ民族の教育や文化の向上に貢献された方です。
バチェラー記念館はバチェラー博士が住んでいた家で、1962年(昭和37年)に北海道から寄贈をうけ北3条西7丁目から移築されました。
そしてこちらが博物館本館。1882年(明治15年)の竣工です。とてもそんな風には見えないオシャレな雰囲気の建物ですね。今でも現役の博物館で、中には動物の剥製などが展示してあります。
中に入るとすぐ目についたのがヒグマの剥製。迫力がはんぱないです。
アザラシや亀などの剥製もありました。
世界で唯一のエゾオオカミの剥製。エゾオオカミは北海道に生息していたタイリクオオカミの亜種で、残念ながら絶滅したと考えられています。
エゾオオカミが主にエサとしていたエゾシカ。エゾオオカミの絶滅により、エゾシカの急増が問題となっています。
鳥やうさぎ、タヌキなど小型の動物たちの剥製もあります。
この剥製は樺太犬のタロ。そう、あの南極で取り残されながらも越冬した「タロとジロ」のタロです。ちなみにジロの剥製は国立科学博物館にあります。
一見イヌのようですが、オオカミたちの剥製。
剥製だけでなく、骨格標本もありました。
色々な鳥類の剥製も見応えがあります。
剥製の他にも様々な資料が展示してありました。
こちらは希少動物の剥製。なかなか見れない貴重な動物たちです。
大型の鳥類の剥製はかっこいい。しばらく見入ってしまいました。
北海道で最古の博物館である北海道大学植物園博物館。
建物だけでなく展示されているものも貴重で、外からも中からも楽しむことができました。
- スポット名北海道大学植物園(北海道大学北方生物園フィールド科学センター植物園)
- 料金高校生以上420円 小中学生300円
- 住所北海道札幌市中央区北3条西8丁目
- 北海道札幌市中央区北3条西8丁目
- 電話番号011-221-0066
- 営業時間9:00〜16:30(4/29〜10/1) 9:00〜16:00(10/1〜11/3)10:00〜15:30(11/4〜4/28平日) 10:00〜12:30(11/4〜4/28土曜)
- 休業日月曜日(祝日の場合は翌日)※12/28〜1/4は日・祝
- 駐車場無
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