弥助寿司で和歌山名物のなれずし

紀州名物なれすし 弥助寿司

和歌山県和歌山市にある弥助寿司に行ってまいりました。和歌山市駅から歩いて10分ちょっとの場所にあるお店です。

01弥助寿司

店頭にはメニューの案内がありました。

02ショーケース

03メニュー店頭

なれすしは和歌山で古くから伝えられている伝統料理です。

04メニュー店頭

店内

店内に入ると左手には厨房と向かい合ってカウンター席。

05カウンター席

右手には小上がりがあります。

05小上がり

メニュー

なれすしはすしの元祖ともいわれており、飯を発行させて魚を保存しようとしたことが起源。室町時代に飯も一緒に食べるようになったそうです。通常は数週間かけてつくられ、使われている調味料は塩のみ。発酵させる日数によって味も変化します。別名はくさりすし。早すしは一夜で作られることからそう呼ばれます。塩と酢を使って作られ、クセもなく食べやすいおすしです。今回は時間の都合でなれすし(1350円)をお持ち帰りで注文しました。

06メニュー

他にはにぎり寿司やちらし寿司、巻き寿し、さんますし、うなぎ棒寿司などもあります。あわせて鮎甘露姿寿司(1100円)も注文しました。

07メニュー

金山寺巻き、穴子押し寿司、海老押し寿司もあります。

08メニュー

なれすし

09なれずし

こちらが弥助寿司のなれすし。

10なれずし

中はこのようになってます。

11なれずし

ショウガも紅ショウガではなく生のショウガ。少し渋みがあるため、お寿司をいただいてから食べるのがいいとのことでした。

12なれずしショウガ

とても濃厚にしたぬか漬けとチーズっぽさを兼ね備えたような風味がします。そしてそこにちょっとシソっぽい(けどシソではない)独特の香りが加わる。一本の中でも発酵具合が違うようで、私がいただいた物だと左端が一番発酵が進んでいました。ご飯がギュッと詰まっていて見ため以上にボリュームがあります。地元の方はそのまま召し上がるようですが、素人の私は醤油を少したらしていただくのが好みのよう。調味料は塩しか使っていないのにこの味わいは驚きです。

13なれずしリフトアップ

鮎甘露姿寿司

14鮎甘露姿寿司

追加で注文した鮎甘露姿寿司。

15鮎甘露姿寿司

たしかに鮎の姿そのままですね。

16鮎甘露姿寿司

鮎はほんのりとした甘みながらもほどよく濃厚な味付け。どこかコクもありジワーっと味わいが広がってきます。全くクセもなく、こちらはどなたでも食べやすいでしょう。

17鮎甘露姿寿司山椒

お好みで山椒をのっけていただくのもグッド。酢飯は少しフワッとした食感でした。

18鮎甘露姿寿司リフトアップ

和歌山の歴史ある名物料理、なれすし。時間をかけて作る発酵食品なため、好みは分かれるでしょう。注文時にはお店の方から何度も念を押されました。好きな方にはたまらない一品だと思います。

  • スポット名
    弥助寿司
  • 住所
    和歌山県和歌山市本町4-31
  • 和歌山県和歌山市本町4-31
  • 電話番号
    073-422-4806
  • 営業時間
    11:00~21:30
  • 休業日
    水曜日(祝日の場合は営業)
  • 駐車場

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