寺院でない最重要寺院 ワット・プラシーサンペット|タイ アユタヤ
ワット・プラシーサンペット
アユタヤ朝の王様が眠るワット・プラシーサンペットに行ってまいりました。ウィハーン・プラ・モンコン・ボピットの近くにある遺跡です。
アクセス
ワット・プラシーサンペットはアユタヤ歴史公園内にありますが、アユタヤの中心地からは少し離れています。歩いて行くは難しい距離でしょう。僕はレンタサイクルで他の観光地も回りながらこちらも行きましたが、道があまり自転車向きではない場所もあります。それが不安だという方は少し高くつきますがトゥクトゥクが無難ではないでしょうか。
実は寺院ではない
ワットはタイ語でお寺という意味ですが、ワット・プラシーサンペットは実はお寺ではないようです。アユタヤ朝の王様の遺骨が納められいるいわば霊廟。かつてはアユタヤ王宮内にあって一番重要な場所でもあったようです。まずはこちらで受付をするはずなんですが、なぜかこの日(1月9日)は入場無料ということで素通りで中に入れました。
ワット・プラシーサンペットのシンボル
ワット・プラシーサンペットのシンボルは堂々とそびえる三仏塔。
アユタヤ朝は1767年にビルマ(現在のミャンマー)にあったコンバウン王朝の侵攻によって滅ぼされました。その際にアユタヤの建物は破壊されてしまいましたが、ワット・プラシーサンペットはその後に修復されたそうです。
当時の建物を確認できる貴重な遺跡ですね。大きくてかっこいい仏塔です。
向かって左の仏塔。
見る角度によっても違う表情を見せてくれます。
こちらは中央の仏塔。
三仏塔は同じに一見同じデザインのようですが、微妙に違うところもありそう。
中央の仏塔と右の仏塔の間には祭壇のようなものがあります。
三仏塔の前の壁。このあたりも以前は壁に囲まれていたのかもしれませんね。
向かって右の仏塔。
どの仏塔もかっこいいです。
三仏塔の周囲
メインの三つの仏塔の周りにもたくさんの建物があります。こちらは三仏塔の前にあるチェディ。ズラッと並んでいます。
向かって左手の遺跡
三仏塔に向かって左手にある遺跡。
壁などもけっこう残っており、場所によっては異世界にタイムスリップした感が楽しめます。
そして周りにはチェディも点在。
このチェディの基壇は地面に沿ってカーブしています。地面に合わせて作ったのか、それとも作った後に地面が歪んだのか。どちらにしてもすごい。
形はある程度残っているものの上部が欠けているチェディが多いです。
以前は大仏様が安置されていたようですね。今はわずかにそのお姿を確認できるほどしか残っていません。
回廊の跡と思われる場所。
壁の一部と基壇が残っていますが、以前は一面壁で覆われていたんでしょうか。
礼拝堂と思われる建物の跡。儚さを感じます。
- スポット名ワット・プラシーサンペット
- 料金50バーツ
- 住所Wat Phra Si Sanphet Ayutthaya
- Wat Phra Si Sanphet Ayutthaya
- 営業時間7:00〜18:00
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