ワット プラパイ ルアンは重要な寺院の一つ|タイ スコータイ歴史公園
ワット・プラパイ・ルアンへの入口
スコータイ歴史公園の城壁外、北側に位置するワット・プラパイ・ルアン(Wat Phra Pai Luang)に行ってまいりました。私にとって初の有料区域となります。こちらのチケット売り場で100バーツを支払いチケットを購入。
ワット・プラパイ・ルアンはお堀で囲まれていたのでしょうか。今は空堀となってますが橋が架かっており、その橋を渡ってワット・プラパイ・ルアンへと向かいます。自転車で入れる有料区域もありますが、こちらは乗り入れ禁止のようでした。
橋を渡ると道の奥に遺跡が見えます。
ワット・マハタートに次いで重要な寺院
スコータイではワット・マハタートの次に重要な寺院といわれているワット・プラパイ・ルアン。
確かに私が今まで見た遺跡の中では規模が大きいです。
仏塔の跡でしょうか。今ではそのほとんどを見ることができません。
遊行仏
以前は四体仏(立・歩・座・寝)が祀ってあったそうですが、今では遊行仏(遊行:お坊様が修行で各地を巡り歩くこと)の面影を残すのみ。
左肩の一部と仏様の体の形がかろうじて確認できる程度しか残っていません。儚いです。
モンドップ跡
こちらはモンドップ(仏像を祀る仏塔)の跡だそう。ワット・プラパイ・ルアンで一番立派な建物のように思います。
おそらくいくつものチェディ(つぼみ型の仏塔)や仏像があったのでしょう。
この建物には四体仏の歩以外の立・座・寝の仏像があったようです。
立派な建物ですね。
右手の建物
モンドップの右手にあった建造物。
こちらもチェディが失われております。
たぶんチェディの台座。上部はほとんど見ることができませんでした。
右後方にあるプラーン
ワット・プラパイ・ルアンの右手後方にあるプラーン(もろこし型の仏塔)。手前に石柱がありますが、礼拝堂の跡でしょうか。
ワット・プラパイ・ルアンではこのエリアが一番当時の面影を残しているように思います。
プラーンも以前は3基あったそう。
全て揃った姿を見てみたいですが、1つでも残ってくれて良かったです。
歴史を感じる佇まいで渋い。
かっこいいですね。
礼拝堂の跡とプラーン。
基壇だけが残る
こちらにはおそらくチェディの基壇のみが残っていました。
こちらは小ぶりな祭壇の跡でしょうか。
雰囲気を感じれる遺跡
ワット・プラパイ・ルアンはスコータイで2番目に重要な寺院ということですが、城壁外の北側にあるためか城壁内の遺跡に比べてほとんど手付かずのような印象です。
もちろん全盛期の姿を見てみたいという思いはあるものの、昔を偲ぶにはもっていこいの遺跡ではないでしょうか。
当時の雰囲気は十分に感じれる遺跡でした。
※マップが曖昧になっている場合があります。ご了承ください。
- スポット名ワット・プラパイ・ルアン
- 料金100バーツ
- 住所Wat Phrapai Luang Sukhothai
- Wat Phrapai Luang Sukhothai
- 営業時間6:30〜18:00 土曜 6:30~21:00(ライトアップは土曜の18:00~21:00)
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