信州のパワースポット!戸隠神社の五社巡り|長野県長野市
戸隠神社とは
戸隠神社とは長野県長野市にある神社で、一説には紀元前の建立と伝えられている由緒ある神社です。一言に戸隠神社といっても実はとても広範囲。戸隠神社は奥社・九頭龍社・中社・火之御子社・宝光社の五社からなります。五社は戸隠山の麓に点在しているので、全てを歩いて参拝するのは難しいでしょう。一番適している移動手段は車ですが、公共交通機関でも行けなくはないと聞きました。
奥社参道並木
まず最初に向かったのは奥社。こちらの鳥居が入口です。

鳥居の付近にあった小さなお社。

奥社へ向かう参道の脇には杉並木となっていて、奥社参道並木として有名です。

随神門の前には狛犬さん。


参道の途中にある随神門。屋根は茅葺きとなっていて、草が生えています。自然と同化していますね。

門の左右にいる人は随身。

偉い人を警護する役割のようです。

反対側はもっと草が生えていました。

1612年(慶長17年)に江戸幕府より千石の朱印地を拝領した戸隠神社。そこから参道にクマスギを植樹して杉並木を作りました。そのため樹齢は約400年。随神門から約500メートル、200本ほどのクマスギがそびえます。

しめ縄がある木もありました。

歩いていて気持ちのいい参道です。

杉並木がいっそう神聖な雰囲気を高めてくれますね。

途中には小さな滝もありました。

九頭龍社
参道を進むとまずあるのが九頭龍社。前には狛犬さんがいらっしゃいます。


こちらが五社の一つ、九頭龍社。御祭神の九頭龍大神は、天岩戸の化身で戸隠山の守護神ということです。

こちらは九頭龍社のそばにあったお社。

奥社
九頭龍社の先には奥社があります。

奥社の御祭神は天手力雄命(あまたのちからおのみこと)。奥社が建立されたのは第8代天皇である孝元天皇の在位5年目(紀元前453年)と伝わっています。孝元天皇の時代は資料が乏しく詳しいことは分かっていませんが、かなり古い時代から奥社があったことは間違いないでしょう。

奥社の前にて記念撮影。

中社
続いてやってきたのは中社。こちらの鳥居から向かいます。

階段の前には狛犬さん。


階段はけっこう急でした。

階段を登るとあった大きな御神木。

左側には宝物館がありました。

そしてこちらが中社の拝殿。五社の中では一番大きなお社だと思います。

中社の御祭神は天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。建立は73代天皇である堀川天皇ご在位中の1087年(寛治元年)といわれています。

拝殿の天井には龍の絵がありました。

拝殿の右側には小さな滝があります。

敷地内にあった御神木。推定樹齢は700年で幹周りは約7メートルもあるそうです。

宣澄社
中社のふもとにあった宣澄社というお社。前にあった狛犬さんが個性的です。


こちらが宣澄社のお社。

火之御子社
中社の次は火之御子社。他のお社に比べるとひっそりと佇んでおり、一度通り過ぎてしまいました。

こちらが火之御子社。御祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)で、1098年(承徳2年)の建立と伝わっています。

宝光社
そしてラストは宝光社。

この階段の先にお社があります。

ここもどこか神聖な雰囲気。

狛犬さんも個性的です。


こちらが宝光社。御祭神は天表春命(あめのうわはるのみこと)です。

御社殿は五社の中で最も古く1861年(文久元年)の建立。権現造りという様式で、神仏習合時代の建物ということです。

宝光社の拝殿は彫刻がすごい。宮彫師・北村喜代松の作で、龍や鳳凰、麒麟などが描かれています。

今回はたまたま地元の方に連れて行っていただいたので、五社を回ることができた戸隠神社。そうでなければ全てを見るのは無理だったと思います。公共交通機関でも不可能ではないそうですが、全てを回ろうとするとやっぱり車が一番いいのかなと感じました。
- スポット名戸隠神社
- 料金参拝無料
- 住所長野県長野市戸隠3506
- 長野県長野市戸隠3506
- 電話番号026-254-2001
- 営業時間9:00~17:00
- 駐車場有
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