白谷雲水峡はもののけ姫のモデル!|鹿児島県屋久島町
辻峠から太鼓岩へ
それではいよいよ太鼓岩へと向かいます。
その前になぜか辻峠の近くにあった杉の前で記念撮影。
太鼓岩までの230メートルはひたすら登り。このような木の階段を登ったりします。けっこう体力を使いました。
太鼓岩
やっとの思いでたどり着いた太鼓岩。標高1050メートルに位置します。岩にはなんの仕切りもなくその先は普通に断崖なので、気をつけましょう。
まずは記念撮影。
仕切りや柵ががないだけに遮るものがなく絶景。
屋久島の自然は雄大ですね。
この日は10月だったんですが、11月になると紅葉も楽しめるということです。
正面で記念撮影。
映画とかでありそうなやつ。(単に逆光で黒くなっただけですが・・・)
ちょっぴり色付いているところもありますね。
青々とした山肌。
座ってからの記念撮影。ちなみに足の下はもう崖です。
太鼓岩からのパノラマ写真。
女神杉
名残惜しいですが太鼓岩にお別れして帰路につきます。帰りのルートにあった女神杉。
しなやかな線から美しい女性をイメージしているそうです。
女神杉から楠川歩道へ
女神杉からさらに下ってまずは辻峠を目指します。辻峠からは七本杉、くぐり杉と戻っていきますが、往路と同じなので割愛。
楠川歩道
くぐり杉を過ぎて、帰りは行きがけに通った原生林歩道ではなく楠川歩道を通って帰ることにしました。途中で川も流れており、水がちょう綺麗。
すごくうねった根をもつ木の切株。
江戸時代、薩摩藩は屋久島の島民に屋久杉を加工した平木(屋根に使う小板)を年貢として納めさせていました。屋久島の男たちは何日もかけて屋久杉を伐採して平木に加工。この楠川歩道はその平木を運ぶのに使われていたそう。
歩道は自然の石をうまく組み合わせてあり、300〜400年以上たった現在でも当時の姿を残しています。
楠川歩道の脇の岩壁に生い茂る植物たち。
歴史的な価値も高い楠川歩道を900メートルほど歩いて、行きがけに見たさつき吊橋へと戻ってきました。そのさつき吊橋から見た景色。
水がものすごく澄んでます。吊橋からの眺めも最高です。
白谷雲水峡の太鼓岩コースは約往復キロほどで所要時間が4〜5時間が目安。僕らは途中で写真を撮りまくったり太鼓岩で遊んだりしたので、往復6時間ほどかかりました。白谷雲水峡は比較的初心者向けということでしたが、日頃の運動不足もたたってか体力を使い果たした感じになりました。縄文杉やトロッコ軌道などのコースは20キロほどあるので、体力面に不安がある方はまず白谷雲水峡に行ってみるのもいいと思います。
たしかに疲れはしましたが、とにかく雰囲気がよくて癒される。絶景も見ることができて、登山初心者の僕にとってはとても思い出に残る素晴らしい体験をすることができました。
- スポット名白谷雲水峡
- 料金300円(協力金)
- 住所鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦岳 白谷雲水峡
- 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦岳 白谷雲水峡
- 電話番号0997-42-3508(屋久島レクリエーションの森 保護管理協議会)
- 営業時間年中開放(雪のため通行止めの場合あり)
- 駐車場有(40台)
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