白谷雲水峡はもののけ姫のモデル!|鹿児島県屋久島町
初心者にもおすすめの白谷雲水峡
人生初の屋久島で人生初のトレッキングに行ってまいりました。屋久島にはいくつもコースがありますが、今回は選んだのは比較的初心者向けである白谷雲水峡。せっかくなので一番奥の太鼓岩まで行くことにしました。白谷雲水峡の入口である白谷広場まではけっこう山を登ります。けっこうな距離があるので歩いて行くのは現実的でないでしょう。僕らはレンタカーで白谷広場まで行きました。
白谷雲水峡の入口付近でもすでにいい雰囲気。太鼓岩まで行くにはいくつか道があり、今回は二代杉を見て原生林歩道から太鼓岩まで行き、帰りは楠川歩道を通って帰ってくるルートにすることにしました。
二代杉
まず見えてきたの二代杉。杉の切り株に種が落ちて芽がでたもので、切株更新ともいうそうです。屋久島ではこういった二代杉がたくさんあるそうです。
綺麗過ぎる川の水の流れ。
飛流おとし
こちらは飛流おとし。岩に切り込みが入ったようになっていて、そこを水が勢いよく流れていきます。
さつき吊橋
飛流おとしの少し先にあるさつき吊橋。ここを渡ると楠川歩道に抜けるので、予定通り行けば帰りは向こう側からこの橋を渡って帰ってくることになります。今回はまっすぐ進んで原生林歩道へ。
さつき吊橋から二代大杉へ
さつき吊橋をすぎるとまずは二代大杉を目指します。
白谷雲水峡はわりと初心者向けと聞いていていたので軽く考えていたのですが、けっこうな道なき道。自分の認識の甘さを痛感しました。
しかし辺りの景色は素晴らしいです。
二代大杉
さつき吊橋から約200メートルくらいのところにある二代大杉。標高730メートルに位置し、樹高は32メートル、胸高(人の胸にあたる樹幹の部分)4.4メートルという立派な杉です。
せっかくなので記念撮影。ちなみに僕は約1.8メートルです。
勝手に命名 つの杉
命名:つの杉
二代大杉をすぎて三本足杉へ向かう途中にあったこちらの木。角が生えてるように見えたのでつの杉と勝手に命名しました。
勝手に命名 つかみ杉
命名:つかみ杉
こちらは手が向こうから伸びてきて、まるで倒木を掴んでいるように見えますね。なので勝手につかみ杉と命名しました。
二代大杉から三本足杉へ
二代大杉から次の目的地・三本足杉を目指します。距離は約500メートル。
この赤いヒモが道の目印です。気を付けないとうっかり順路を外れてしまうので気を付けましょう。実際、僕らも何度か道を逸れてしまいました。
倒木が切られてその間が道になってます。
こちらのような木は土埋木。江戸時代の屋久杉の用途は屋根の材料であったため、割れやすくて加工しやすい木のみを利用していたそう。そのため利用されなかった幹や枝、根株は放置されました。樹脂をたっぷり含んでいる屋久杉は2、300年だっても腐敗せず残っています。現在ではこの土埋木から屋久杉工芸品が作られいるそうです。
勝手に命名 こぶ杉
命名:こぶ杉
二代大杉から三本足杉へ向かう途中にあったこちらの杉。こぶができたみたいになってるのでこぶ杉と命名しました。
コケが木の根を覆っています。
曲がりくねった木の根。
三本足杉
こちらが三本足杉。その名の通り三本の足があるようになってます。
標高830メートルに位置し、樹高は24.2メートル。胸高は2.7メートルです。
三本足杉の前で記念撮影。やはりでかいです。
勝手に命名 千手観音杉
命名:千手観音杉
三本足杉からびびんこ杉へ向かう途中に見つけたこちらの木。枝がたくさん出ていて手がいっぱいあるように見えるので、千手観音杉と命名してしまいました。
三本足杉からびびんこ杉へ
三本足杉からびびんこ杉へは約300メートルの道のり。増水時には注意しなければならない場所も通ります。
びびんこ杉
こちらのびびんこ杉は先程もあった、切株の上に発芽して成長した二代杉。樹齢は300年ほどだそうですが、屋久杉としては若い部類に入るそうです。恐るべし屋久杉。一般公募で名付けられたそうで、その由来は親子が肩車(鹿児島弁でびびんこと言うそう)しているように見えるからということです。
勝手に命名 こけ杉
命名:こけ杉
びびんこ杉から三本槍杉へ向かう途中にあったコケに覆われた木。杉かどうかも分かりませんが、勝手にこけ杉って呼ぶことにしました。まあこのような木はあちこちにあるんですけどね。
三本槍杉
こちらが三本槍杉です。標高800メートルに位置し、樹高は25メートル。胸高周囲は3.9メートルあります。
三本槍杉の前でも記念撮影。
三本槍杉から奉行杉へ
三本槍杉から奉行杉までは約300メートルほどの道のり。
奉行杉
こちらが奉行杉。標高820メートルの所にあり、樹高は24メートル。胸高周囲はきょういの8.5メートル。
奉行杉の前にて記念撮影。やっぱりデカいですわ。
奉行杉から二代くぐり杉へ
奉行杉から二代くぐり杉へは800メートルと長丁場です。
木の根っこだらけの道。
すごい形をした杉。
「登山道の外に出ないでください」の注意書き。確かに道を外れると遭難しそうです。
ところどころには川が流れており、水がめちゃくちゃ綺麗です。川のせせらぎにも癒やされました。
さすが原生林歩道と呼ばれているだけありますね。
その名に恥じない風景が広がっています。
勝手に命名 こけ小杉
命名:こけ小杉
コケが覆っている小さな木の切株。なんだかかわいいですね。勝手にこけ小杉と名付けました。
勝手に命名 小くぐり杉
これはまだ二代くぐり杉ではないです。その前哨戦とでも言わんばかりに、ちょうど歩道をまたぐ木がありました。
僕(約1.8メートル)だと少しかがまないと通れないくらいの高さです。
二代くぐり杉
そしてこちらが二代くぐり杉。先ほどの小くぐり杉とは規模感が違います。
二代くぐり杉の前で記念撮影。
二代くぐり杉の中。中は空洞になっています。
原生林歩道はところどころ険しい箇所があったものの、屋久島の大自然を満喫することができました。疲れはしますが癒される、そんな道程でした。
- スポット名白谷雲水峡
- 料金300円(協力金)
- 住所鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦岳 白谷雲水峡
- 鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦岳 白谷雲水峡
- 電話番号0997-42-3508(屋久島レクリエーションの森 保護管理協議会)
- 営業時間年中開放(雪のため通行止めの場合あり)
- 駐車場有(40台)
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