縁結びの神様!女性に人気の世界遺産 下鴨神社|京都市左京区
楼門から見て左奥にある鳥居。こちらからも境内に入ることができます。
こちらは大炊殿(おおいどの)。お供えの料理を調理する場所で、大炊所ともいわれます。大炊殿は内部も拝観(有料)ができますが、私は行った時間が遅かったため見ることはできませんでした。
このお社は末社(本社に付属する小さなお社)である印納社。
そのお隣は愛宕社です。
とても由緒のある下鴨神社。建物も多く残っていて、よく見ていくと歴史があることがより理解できます。見どころも満載でした。
鴨長明ゆかりの河合神社
この鳥居があるところは河合神社。単独の敷地を持っているように見えたので、独立した神社かと思っていたら下鴨神社の摂社(本社に付属する小さな神社)でした。美麗祈願の神社として特に女性に人気のスポットです。
向かって左手にあった手水舎。
こちらは三井社(みついやしろ)で、中社、西社、東社がお祀りされています。
こちらの門を通って中へと向かいましょう。
平安時代末期から鎌倉時代にかけての歌人で、方丈記の作者としても知られる鴨長明ゆかりの神社である河合神社。この建物は方丈の庵といいます。
移動に便利なように、なんと組み立て式になっているという方丈の庵。とても組み立て式には見えないですね。他に大きな特徴として、地面に土台(石など)が置かれその上に組み立てられています。
境内の中央には大きめのご社殿がありました。
こちらは六社(むつのやしろ)。右から諏訪社、衢社、稲荷社、竈神、印社、由木社がお祀りされています。
正面左端にあるのは任部社(とうべのやしろ)。蹴鞠(けまり:鞠を蹴り上げる公家の遊び)の祖神です。1931年(昭和6年)に御祭神の八咫烏命(やたがらすのみこと)が日本サッカー協会のシンボルマークに採択されました。そのことからサッカーの神様として知られています。面白いですね。
この奥には貴布禰神社(きふねじんじゃ)があります。御祭神の高龗神(たかおかのかみ)は水の神として有名です。
そしてこちらが河合神社の拝殿。
立ち入れませんが、奥には本殿がありました。御祭神は玉依姫命(たまよりひめのみこと)で、初代天皇である神武天皇のご母神になります。玉依姫の美麗にあやかり、美麗祈願の神社として有名です。
美麗祈願をする絵馬の書き方はこちら。表面には美しい顔になるよう願いを込めてお化粧をし、裏面には願い事を書きます。
そしてそれを奉納して美麗祈願をするのです。自分は男だからとしなかったんですが、今振り返るとしてくればよかったと思います。
絵馬はどこで書くのかと思われるかもしれませんが、心配ご無用。鏡絵馬御化粧室があります。
下鴨神社に参拝したときに、たまたま見かけたので参拝した河合神社。ちょっと場違いな気もしましたが、個性的な神社で参拝してみてよかったです。
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