洋風でモダンな函館 元町エリア|北海道函館市
函館ハリストス正教会
こちらは函館ハリストス正教会の入口。日本正教会の中でも最古の教会だそうです。
教会の中心にそびえる「主の復活聖堂」は重要文化財。鐘の音は日本の音風景100選にも選ばれています。
緑も多くとても綺麗な敷地内。
1861年に来日された聖ニコライの碑もありました。
こちらは信徒会館。
「主の復活聖堂」は工事中でしたが、建物はとても綺麗でした。
チャチャ登り
函館ハリストス正教会のすぐ側にあるチャチャ登り。チャチャとはおじいさんの意で、急なため誰でも腰を曲げて登ることからこの名が付いたそう。
けっこうな傾斜ですね。これは登るのがきつそう。登り切ったら絶景が見れるそうですあが、その事を知らなかったので素通りしてしまいました。
カトリック元町教会
チャチャ登りから少ししたに行った場所にあるカトリック元町教会。大三坂沿いにあります。
カトリック元町教会の初代聖堂は1907年(明治40年)、二代目聖堂は1921年(大正10年)に焼失。現在の聖堂は焼け残った外壁を使用して1924年(大正13年)に再建されたもの。ゴシック様式で高さ33メートルの尖塔を持つ鐘楼があります。
カトリック元町教会を正面から見たところ。夜はライトアップされているそうです。
大三坂
カトリック元町教会のそばから見た大三坂。両脇に木が植えられていて綺麗な坂です。
聖ヨハネ教会
こちらは聖ヨハネ教会。最初の教会は1878年(明治7年)に基坂の下に建設されたそう。その後は大火による焼失で移転を経験し、現在の建物は1979年(昭和54年)に建設されたもの。茶色の十字型をした屋根が特徴的です。
元町配水場
聖ヨハネ教会のそばにあった元町配水場。函館の水道は1889年(明治22年)にできた日本で2番目の近代水道。
創設当時からあるレンガ造りの番人詰所は風情があります。現在も管理事務所として使用されているそう。
創設当時からある中区配水池とその6年後に完成した高区配水池は、現在でも使用されているというから驚きですね。
二十間坂
元町配水場から少しくだった所にある二十間坂。
坂の上には二十間坂の女神がそびえます。
けっこうな広さがある坂道ですね。
東本願寺函館別院
その二十間坂沿いにある東本願寺函館別院。
二十間坂沿いにある門。
そして二十間坂から左に曲がった所にある、こちらの門がおそらく正面でしょう。
東本願寺函館別院は1709年(宝永6年)に木古内町泉沢に建てられた堂宇が移され浄玄寺としたのがはじまり。1876年(明治9年)に東本願寺函館別院となり、1879年(明治12年)に現在の場所に移転されました。1907年(明治40年)の大火で焼失したため、1915年(大正4年)に再建。日本初の鉄筋コンクリート寺院で、重要文化財に指定されています。
カール・レイモン
東本願寺函館別院のすぐそばにはみなさんご存知、カール・レイモン。元町店の2階はレイモン展示館となってるそうです。
お店の前にはカール・レイモンの銅像もありました。
お店の横にあるカール・レイモン旧居宅。1930年(昭和5年)にロシア人の方が住居として建設。1937年(昭和12年)にドイツからやってきたカール・レイモンが購入して住居としました。木造2階建てで、函館市の伝統的建造物に指定されています。
二十間坂をくだって元来た道に戻ります。
元町エリアは洋風の建物が多く残っていて、日本初の貿易港として開港した当時の函館の面影を感じることができました。
見応えのある建物も多く、散歩するだけても楽しめる場所だと思います。
- スポット名元町エリア
- 住所北海道函館市
- 北海道函館市
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