本丸内が唯一現存!高知城|高知県高知市
こちらは天守の二階。
二階もけっこうな広さがあります。
こちらは天守の三階。
徐々にスペースが狭くなってきます。
ここは三階にあった天守六階の間。入母屋破風の屋根裏部屋です。
こちらは天守の四階。
こちらの部屋には日本のお城の写真が展示してありました。
そしてこちら、実は高知城の五階です。五階は「小屋の段」と呼ばれ窓や狭間もありません。歩いて回れる雰囲気でもなく、言われなければ階段の踊り場みたいな感じです。これは安土城や大阪城などの旧天守の形式を残しているといわれています。
そしてここが最上階となる六階。
四方に大きな窓があります。
六階の天井。
そして釘隠しです。
六階からの眺めはもう最高。
高い山の上にある高い建物の上からですので、高知の町が一望できます。
写真右手は三ノ丸、左手は詰門と二ノ丸です。
天守から本丸を見たところ。どの方向を見てもとてもいい眺めでした。
天守の一階に戻り隣接する東多聞(重要文化財)へ。
ここでは土佐の幕末に関する展示がしてありました。
高知城の最上階まで登って、改めて外から見てみると何か不思議に思いませんか?そう、高知城天守は三重六階という構造なのです。三重とは屋根が3つということ。普通は屋根が3つであれば三階建てですよね。三重六階ということは屋根は3つだけど六階建てということです。中がどういう造りになっているのか分かりませんが凄いですよね。
また高知城の天守は天守台がないのも特徴の一つ。本丸御殿に隣接して礎石の上に建っています。高知城のような独立式天守は天守台の上に建っていることが多く、珍しい造りではないでしょうか。非常に興味深いお城ですね。
それではこの黒鉄門(重要文化財)から戻りましょう。
この黒鉄門は本丸の裏門。柱や扉などに鉄板が打ち付けてあり、黒く塗られているためこの名があります。普段は閉じられていて、非常時に開けられました。
この黒鉄門矢狭間塀も黒鉄門とともに重要文化財に指定されています。
四角の矢狭間が規則正しく並んでいました。
石垣
帰りは本丸の石垣の下を通って行きます。
途中には石どいもありました。
立派な石垣ですね。
上を見れば石落し。その周囲にあるの忍び返しというそうです。
とても見どころの多い天守や本丸御殿でした。
まだ少し時間があったので、追手門とは反対側の石垣の周りを散策。
石垣のすぐそばを歩けるのでなかなかの迫力がありました。
江戸時代から本丸の建物が完全に残っている高知城。今後も維持管理して今の状態を保持していただきたいですね。
- スポット名高知城
- 料金大人420円
- 住所高知市丸ノ内一丁目2番1号
- 高知市丸ノ内一丁目2番1号
- 電話番号088-824-5701
- 営業時間12/26~1/1
- 休業日9:00~17:00
- 駐車場有料駐車場が有
トップページへ
週間ランキング
ランキングをもっと見る