本丸内が唯一現存!高知城|高知県高知市

本丸の建物が唯一完全に現存している高知城

高知県高知市にある高知城に行ってまいりました。大河ドラマでも有名な山内一豊が大高坂山に築いたお城で、完成したのは2代忠義の時代です。一豊は大高坂山を河中山と改名しましたがたびたび水害がおこりました。そこで忠義が竹林寺の空鏡に相談し、河の中が悪いということで高智山に改名。智がいつの間にか知に変わったそうです。こちらは高知城のお堀。

01お堀

まず最初にあるのが追手門(重要文化財)。天守と追手門が現存するお城は日本に3つしかなく、天守と追手門が1枚の写真におさまるのはここ高知城のみとなってます。

02追手門

追手門付近の石垣の上には矢狭間塀。こちらも追手門と同じく重要文化財となってます。

03追手門

追手門の付近にある「国宝高知城」の石碑。高知城は1934年(昭和9年)の国宝保存法により国宝に指定されました。その後、1950年(昭和25年)に制定された文化財保護法によって重要文化財に指定され現在に至ります。この石碑は国宝保存法の名残ですね。

04国宝の碑

もとは最初大御門といわれていましたが、現在は追手門と呼ばれています。昔は農民や商人は通ることが許されませんでした。2階には石落しがあるそうです。

05追手門

内側から見た追手門。

06追手門

こちらの階段を登って天守へと向かいます。

07枡形

石垣もよく残っていますね。

08枡形

階段の途中にあった石どいです。日本でも有数の降雨地域である高知県。お城の排水が石垣に当たらないように石どいを設けてあります。お城全体の雨水を3方向に排水する工夫もされているということです。

09石樋

こちらは三ノ丸の石垣。自然の石を使った野面積みという工法で造られており、南海大地震にも絶えました。

10三の丸石垣

その付近にあった井戸の跡。

11井戸

このあたりからは天守がよく見えます。

12杉の段から天守

こちらは鉄門跡。ここには追手門の半分くらいの大きさで2階建ての門がありました。扉は鉄板張りになっていたので鉄門と呼ばれます。

13鉄門跡

鉄門跡の先には三ノ丸。高知城では一番広い平面です。当時は石垣の上には矢狭間塀があり東北の隅には丑寅櫓がありました。

14三ノ丸

三ノ丸にあった水路の遺構。三ノ丸の雨水を集めて2ヶ所の石どいから排水するようになっています。清掃も容易にできる構造になってたそうです。

15水路遺構

こちらは長宗我部時代の石垣。長宗我部元親はここ大高坂山に築城しましたが、水害によって城下町が造れなかったので桂浜の近くにあった浦戸城を居城としました。

16長宗我部期石垣

三ノ丸から見た天守です。

17三の丸から天守

こちらの階段を登って二ノ丸へ。

18二ノ丸へ

ここの階段もこのようにクネっとなってます。

19枡形

階段の先にある詰門(重要文化財)。本丸と二ノ丸の空堀をまたぐ形で建っています。橋廊下といわれていました。2階に本丸を守る武士の詰所があったため詰門と呼びます。敵の侵入を防ぐため、東の出入り口は右寄りに、西の出入り口は中央にあり筋違いになっているからくり門です。そのため別名は筋違い門。さらにこの門を突破しても簡単に本丸へ行くことはできません。本丸に近いこともあり、色々と工夫されていますね。

20詰門

詰門付近から見た天守。だんだんよく見えるようになってきました。

21天守

こちらは二ノ丸。本丸の前の広場になります。

22二ノ丸

天守はもう目の前です。

23二ノ丸から天守

本丸と二ノ丸をつなぐのは廊下門。

24二ノ丸から天守

その中を通って本丸へと向かいます。

25廊下櫓門

本丸側から見た廊下門。

26廊下櫓門

廊下門を抜けるといよいよ本丸です。こちらは本丸の隅にあった西多聞(重要文化財)。

27本丸

そしてこちらが高知城の天守(重要文化財)。高知城は本丸内の建物が完全な形で現存する日本で唯一のお城。天守に隣接して本丸御殿もあります。高知城の天守と本丸御殿は1603年(慶長8年)の創建。1727年(享保12年)の大火で焼失しますが、1749年(寛延2年)に再建された建物が現存します。昭和に入ってからの調査で元の建物を踏襲していることが判明しました。

28天守

本丸御殿

まずは本丸御殿からの見学。天守に向かって右手の納戸蔵(重要文化財)には欄間や駕籠などが展示してありました。

30懐徳館

欄間の彫刻はとても細かいです。

29懐徳館

それでは本丸御殿の奥へと向かいます。

31懐徳館

こちらは三ノ間にある波の透彫欄間。土佐の黒潮の模様で、うちわけ波の欄間といわれます。シンプルだけどとても江戸時代のデザインとは思えませんね。モダンな欄間です。

32波の透彫欄間

本丸御殿の縁側。本丸御殿は小規模ではありますが典型的な書院造。二ノ丸御殿ができるまでは大河ドラマでお馴染み、山内一豊と千代がここで暮らしました。雪隠(トイレ)や御茶所があり住居的な機能も有しています。二ノ丸御殿や三ノ丸御殿ができてからは城内巡検、天守閣登城などの特別な儀式の際にのみ使用していたそう。

33懐徳館

本丸御殿の釘隠しです。

34懐徳館釘隠し

手前が二ノ間、奥が上段丿間。

35懐徳館

部屋の周りには南入側、東入側という畳が敷かれたスペースがあります。

36懐徳館

こちらは上段丿間の横にある竹の節欄間。平安時代からある意匠で、書院造の間仕切り意匠として使われます。この欄間の下は杉の板戸。砂ずり仕上げと呼ばれる一枚板で、板戸の幅より数倍大きい杉から切り出されているそうです。

36竹の節欄間

上段丿間の付書院。

37懐徳館

上段丿間の床の間です。向かって左側には違い棚もありました。

39懐徳館

この豪華な押入れのようなふすまは武者隠です。

38懐徳館

上段丿間から見た二ノ間。

40懐徳館

上段丿間の奥にある武者隠への入口。武者隠は4畳あるそうです。

41武者隠し

こちらは雪隠(トイレ)。

42雪隠の間

天守

それではいよいよ天守へ向かいます。天守内には様々な資料が展示してありあました。

43天守一階

こちらは天守一階にあった石落し。壁や塀の一部をせりだし、穴を設けてそこから敵を攻撃する防御設備です。鉄砲や弓矢、槍、ときには石や熱湯を使って攻撃します。

44石落し

ここは武者走り(外壁の内側に設けられた通路。有事の際には武者が走り回ることが名の由来。)になるんでしょうか。

45天守一階

こちらは格子窓。下の戸は狭間と思われます。狭間は鉄砲や弓矢で攻撃するために設けられた穴。通常は外側が狭くて内側が広くなっています。これは攻撃しやすくして、敵の攻撃を受けにくくする工夫です。

46鉄砲狭間

  • スポット名
    高知城
  • 料金
    大人420円
  • 住所
    高知市丸ノ内一丁目2番1号
  • 高知市丸ノ内一丁目2番1号
  • 電話番号
    088-824-5701
  • 営業時間
    12/26~1/1
  • 休業日
    9:00~17:00
  • 駐車場
    有料駐車場が有

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