貴重な野生のハマナス!はまなすの丘と石狩灯台|北海道石狩市
はまなすが自生するはまなすの丘
北海道石狩市にある石狩灯台とはまなすの丘に行ってまいりました。
こちらの石狩灯台は1892年(明治25年)の開設。1957年(昭和32年)の映画「喜びも悲しみも幾歳月」のロケ地となりました。当時は映像が白黒からカラーへと移行する時期であり、それに合わせて白と黒の縞模様を赤と白に塗り替えたそうです。私の訪問時は工事中で、その赤白模様を見ることはできました。
こちらははまなすの丘。
木道があるのでここを歩きます。植物保護区のため地面は立ち入り禁止。
ハマナスを抜きにしてもとても気持ちいい場所です。
木道もけっこう長い。
私はある程度散策したのでいい運動になりました。
そばには石狩川が流れています。
木道が真っ直ぐ伸びるエリア。終わりが見えない。けっこうな距離があります。
ハマナスはバラ科の植物。茄子とは関係ないようです。主に海岸の砂地に生えており、野生のハマナスは減っているそう。おそらくこちらのハマナスは野生のものでしょう。何気なく咲いているように見えて貴重な花なのです。
ハマナスの開花時期は6月下旬〜7月上旬。
私が訪問したのは2017/7/5だったのでちょうど開花時期でした。この日は信玄本店のラーメンを食べるために石狩に来ていて、せっかくだらと寄ってみたはまなすの丘。ハマナスの事は全く考えていなかったのでラッキーとしか言いようがありません。
可憐に咲くハマナスの花を見ることができました。
はまなすの丘公園ビジターセンター
はまなすの丘のすぐそばにはビジターセンターがあります。開いているのは4/29〜11/3の期間。営業時間は4月〜8月は9:00〜18:00、9月〜11月は9:00〜17:00となってます。
1階にはお土産物などが販売されてました。喫茶店もあります。
階段を登って2階へ。
2階からははまなすの丘を眺めることができました。
石狩浜海浜植物保護センター
はまなすの丘の1.5キロほど手前にある石狩浜海浜植物保護センター。
館内では石狩浜やその周辺の植物についての展示があります。
階段を登って隣接する展望台の上へ。
展望台からの眺めです。春から初夏の季節には年に10回ほど、石狩湾の海上に蜃気楼が現れることがあるとのこと。小樽では江戸時代に「高島おばけ」と言われていました。残念ながらこの日は姿を現さず。そんなに簡単に見れるわけないですね。
石狩浜海浜植物保護センターの近くにあったハマナス再生園。
ここにもハマナスが咲いていました。
こちらはハマナスの果実。熟れると赤くなるようですが、まだ緑でした。
石狩浜海浜植物保護センターの向かいにあったあそびーち石狩(石狩浜海水浴場)。まだ海に入るには水が冷たすぎる季節ですが、浜には人がちらほら。女子高生らしき集団がビーチバレーをしていました。
思いがけずハマナスの花をみることができたはまなすの丘。私にとっては完全についでだったのですが、1年のうちのわずかな開花時期に来れてよかったです。
- スポット名はまなすの丘公園ヴィジターセンター
- 料金無料
- 住所北海道石狩市浜町29-1
- 北海道石狩市浜町29-1
- 電話番号0133-62-3450
- 営業時間9:00〜18:00
- 休業日11/4〜4/28
- 駐車場有
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