国宝で世界遺産!改修中の姫路城|兵庫県姫路市
兵庫県姫路市にある世界遺産 姫路城(改修中)に行ってまいりました。
お堀から大手門
4月上旬だったので、ちょうど桜の時期。ラッキーです。
お堀の外から見ても桜が綺麗ですね。
こちらの大手門(桜門)からいざ入城。
三の丸広場
大手門をくぐると目の前には三の丸広場。
世界遺産の石碑がありました。姫路城は南北朝時代の1346年に赤松貞範によって築城されたとする説が一般的。長い歴史を持つお城ですね。
もともとは小さな山城にすぎなかった姫路城。あの黒田官兵衛(孝高)で有名な黒田家が城代となってから拡張したと考えられていますが、それでもまだ小規模だったようです。
黒田官兵衛は、織田信長の命をうけ播磨に進出した羽柴秀吉に本丸を譲ります。秀吉は約1年をかけて城郭を築き、三層と伝えられる天守を建築。大規模な城下町も構築しました。関ヶ原の戦い後、池田輝政が播磨に加増移封。姫路城は輝政により約8年の歳月をかけて改修され、現在の姿となりました。
菱の門から二の丸にいたる大手口
三の丸広場から見て最初にあるのが菱の門(重要文化財)。両柱の上にある冠木に菱の紋が彫られているため、この名がつきました。城内では最も大きな門です。
菱の門をくぐると、二の丸にいたる大手口。
大天守(改修中)が近くに見えるようになってきましたね。
菱の門をくぐって真っ直ぐに進み、二の丸へと向かいます。
ここにも桜が咲いていて、綺麗な情景を楽しめました。
いの門から二の丸
大手口の先にあるのがいの門(重要文化財)。二の丸の入口となる門で、お城によく見られる典型的な造りとなってます。
いの門をくぐるとすぐにろの門(重要文化財)が見えます。今回はろの門を通って西の丸へ行かずに、二の丸方面へ。
二の丸を道なりに歩きます。
二の丸を歩いてぬの門を目指します。
ぬの門から上山里
角を曲がると見えてくるのがぬの門(重要文化財)。ぬの門は上山里と呼ばれる広場に続いています。門の上に二階建ての櫓があるという強固な造り。石を落としたり、槍で突いたりできるようになっています。門自体も鋼鉄製で、これはひとたまりもありませんね。
上山里でも桜が咲いています。
りの門から天守へ
上山里から天守へ歩を進めると、見えてくるのがりの門(重要文化財)。豊臣秀吉の正室・北政所の兄、木下家定が城主だったころに建てられたといわれています。
りの門のすぐそばには太鼓櫓(重要文化財)。その名の通り、時刻を知らせる太鼓がありました。
角を曲がるといよいよ大天守(改修中)が間近に。姫路城の大天守は五重六階(5つの屋根で6階建て)地下一階で、現存12天守で最大規模を誇ります。
大天守(改修中)
この時(2013年4月)は「国宝姫路城大天守保存修理工事」のまっただ中であり、大天守内の見学はできませんでした。1階からエレベーターで一気に最上階へ。
姫路の街並みが一望できます。
工事に支障のない範囲で公開されていました。改修中の最上階の様子。
最上階の一つ下の階にも見学の場が設けてありました。
天守内も見たかったのですが、改修中の様子は今しか見ることはできないので、これはこれで貴重ですね。
西小天守
大天守の見学を終え、大天守のふもとから見た西小天守(重要文化財)。
構造は三重三階(3つの屋根で3階建て)地下二階ということで、けっこうな大きさですよね。大天守の南西にあります。小天守とはいえ十分大きいですよね。
- スポット名姫路城
- 料金大人(18才~)1000円 小人(小学生・中学生・高校生)300円 姫路城・好古園 共通券:大人1040円 小人360円
- 住所姫路市本町68番地
- 姫路市本町68番地
- 電話番号079-285-1146
- 営業時間9時~16時(閉門は17時) ※夏季(4月27日~8月31日)は9時~17時(閉門は18時)
- 休業日12月29日・30日
- 駐車場周辺に公営の駐車場有り
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