かわいくてモダン 旧函館区公会|北海道函館市
黄色と水色のモダンな旧函館区公会堂
北海道函館市の旧函館区公会堂に行ってまいりました。元町公園のすぐそばにあります。
黄色と水色が印象的な建物。旧函館区公会堂は1910年(明治43年)に竣工。豪商・相馬哲平氏よりの5万の寄付をはじめとした5万8千円をもとに建築されたそうです。大半が相馬哲平氏の寄付によってまかなわれたんですね。
旧函館区公会堂は本館と付属館からなり、とても特徴的な構造になっているそう。その技術などが評価され、重要文化財に指定されています。
堂内
玄関から真っすぐ進んだ場所にある大食堂。
さきほどの豪商・相馬哲平さんの写真などが飾られています。
正面から向かって右端あたりに位置する商業会議所事務室。
そのお隣にある商業会議所応接室。
今の2つの部屋の奥には予備室。
鏡台やタンスなどの家具が置いてありました。
大食堂などの部屋の奥にある縁側の通路。光が差し込んでいて明るいですね。
階段は赤じゅうたんが敷いてあって雰囲気があります。
階段を上がってすぐ右手にある御後架(便所)。旧函館区公会堂は1911年(明治44年)、大正天皇が皇太子殿下時代に行啓された際に御旅館として使用されています。
御後架(便所)とこの御湯殿(浴室)はその際に増築されたものだそうです。
2階の通路の様子。
階段からみて一番手前にある予備室。こちらは皇太子殿下(大正天皇)が御召替室として御使用されました。
こちらのお部屋は緑のじゅうたん。少し雰囲気が違いますね。家具や壁紙、天井の飾りなどは当時のもので、修理工事の際に修復されているそうです。
予備室の隣にある御寝室は皇太子殿下(大正天皇)が御宿所として使用された部屋。また1922年(大正11年)、摂政宮殿下(昭和天皇)の行啓の際にも御使用されました。
家具や調度品、壁紙やシャンデリアなどは当時のもの。修理工事の際に修復されています。
さすがに豪華な雰囲気ですね。
天井やシャンデリアも豪華です。
その隣にある御座所。こちらも皇太子殿下(大正天皇)と摂政宮殿下(昭和天皇)が御使用になられた部屋。
1989年(平成元年)には天皇・皇后両陛下が行幸啓された際に御休憩されました。
- スポット名旧函館区公会堂
- 料金大人 300円 学生・生徒・児童 150円
- 住所函館市元町11番13号
- 函館市元町11番13号
- 電話番号0138-22-1001
- 営業時間4月~10月 9:00~19:00 11月~3月 9:00~17:00
- 休業日不定休
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