北の果て!ノシャップ岬とノシャップ岬寒流水族館|北海道稚内市

北海道の先っちょにあるノシャップ岬

北海道稚内市にあるノシャップ岬に行ってまいりました。漢字では野寒布岬と書きます。日本本土最北端は宗谷岬ですが、このノシャップ岬は稚内の中心からも比較的近く、かなり北にあります。ちなみに本土最東端は根室市納沙布岬(ノサップ岬)。名前は似てますが両者はかなり離れています。

01稚内恵山泊漁港公園

稚内恵山泊漁港公園として整備されているノシャップ岬。公園にはイルカのモニュメントがありました。

02稚内恵山泊漁港公園

こちらがノシャップ岬の先端。

03ノシャップ岬

近くにいらっしゃった方に記念写真を撮っていただきました。この日は7/20でしたが普通に寒い。私は熊本の冬の初めくらいの格好をしています。

04記念写真

ノシャップ岬から見た日本海。

05ノシャップ岬

最北端ですが有名なこともあり観光の方も多い宗谷岬。ノシャップ岬は物理的に最北端ではないですが、最果て感はこちらが上だと個人的には思います。

06ノシャップ岬

公園の近くにある恵山泊漁港。漁師の店の漁師さんもこの漁港から漁に出られるんでしょうか。

07漁港

近くには稚内灯台もあります。稚内灯台の高さは約43メートル。日本全国で2位の高さを誇ります。宗谷海峡を守る重要な灯台です。

08灯台

そばにあった海岸。

09海岸

もちろん海水浴をしている人はいません。

10海岸

代わりにカモメがその辺りをかっぽしていました。

11カモメ

近寄り過ぎたらもちろん逃げますが、けっこう近くまで行けます。

12カモメ

14カモメ

15カモメ

水際を歩くカモメ。

13カモメ

日本最北端の水族館 ノシャップ岬寒流水族館

また稚内灯台のふもとにはノシャップ岬寒流水族館があります。日本最北端にある水族館です。

01外観

入口の近くにいたフンボルトペンギン。

02フンボルトペンギン

岩穴などに巣をつくることからホーリーペンギンともいわれているそうです。

04ゴマフアザラシ

そして前のプールにはゴマフアザラシ。

03フンボルトペンギンとゴマフアザラシ

ゴマフアザラシは泳ぐのに適した体形のため、地上では這うように移動します。

05ゴマフアザラシ

向かいのプールには大勢のゴマフアザラシがいました。けっこうな迫力です。

06ゴマフアザラシ

館内

館内でまず目についたのは流氷の妖精クリオネ。さすが最北端の水族館ですね。和名はハダカカメガイというそうです。

07クリオネ

今は獲れなくなってしまったんですが、昔の北海道ではニシン漁が盛んでした。そのころの道具や写真が展示してあります。

08ニシン漁最盛期の風景

こちらはふれあい広場。ここの生き物は触っていいそうです。

09ふれあいコーナー

この魚はエゾメバル。典型的な北方の魚だそうです。

10エゾメバル

ここにいるのはトヤマエビというエビ。富山だけでなく日本海側や北海道の沿岸に生息しています。

11トヤマエビ

こちらはみんな大好きキタムラサキウニとエゾバフンウニ。トゲが長いのがキタムラサキウニ、短いのがエゾバフンウニです。

12キタムラサキウニ エゾバフンウニ

神秘的なミズクラゲ。クラゲってありふれた生き物と思ってましたが、とてもきれいです。

13ミズクラゲ

こちらはドクターフィッシュ。私も手を突っ込んで古い角質を食べてもらいました。

14ドクターフィッシュ

観賞魚としても人気のあるアジワアロワナ。アロワナは古代からその見た目が変わらないそうです。

15アジアアロワナ

同じ水槽にいたアストロノータス(写真右)とスポッテッドガー(同左)。

16アストロノータス スポッテッドガー

こちらはブラッドパロット・シクリッドです。

17ブラッドパロット シクリッド

この青いカニのような生き物はノコギリガザミ。縄張り意識が強くてオス同士が喧嘩をするそうです。

18ノコギリガザミ

ノシャップ岬寒流水族館や併設されている稚内市青少年科学館ではイベントも開催。アザラシショーやプラネタリウム、南極の夜空などがあります。

19イベント

回遊水槽にいたこちらは幻の魚イトウ。淡水魚なのですが、ここノシャップ岬寒流水族館では海水にならして飼育されています。すごい。1メートルにも達する大型の魚ですが、今ではあまり見ることができません。性格は用心深くて神経質だそうです。

20イトウ

同じく回遊水槽にいたオオカミウオ。顎の筋肉が発達していて、硬い殻でも噛み砕いてしまいます。どうりでゴツい顔をしているわけですね。

21オオカミウオ

こちらはウマヅラハギ。その名の通り馬の顔に似ていることからこの名が付きました。

22ウマヅラハギ

こちらはミズダコ。なんと産卵して、この時は卵を温めている最中でした。ミズダコは一生に一度産卵し、エサもとらずに卵を守り続けるそうです。

23ミズダコ

最後はデンキウナギ。ちょっと見えにくいですがデカいです。目がほとんど見えない代わりに強力な電気を発生させることができます。

24電気ウナギ

館内から出てくるとカモメ(野生)がいました。

25カモメ

ノシャップ岬寒流水族館には他にもたくさんの魚たちがいます。そんなに規模が大きいわけではないですが、じっくりと見学できて楽しかったです。

  • スポット名
    ノシャップ寒流水族館
  • 料金
    一般 500円
  • 住所
    北海道稚内市ノシャップ2丁目2番17号
  • 北海道稚内市ノシャップ2丁目2番17号
  • 電話番号
    0162-23-6278
  • 営業時間
    4/29~10/31 9:00~17:00 11/1~3/31 10:00~16:00
  • 休業日
    4/1〜28 12/1〜1/31
  • 駐車場

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