富山県で唯一の国宝!瑞龍寺|富山県高岡市
ご本尊は釈迦如来、文殊菩薩、普賢菩薩の三尊。

天井もすごい造りになっています。

反対側から見た仏殿。

法堂
そして一番奥にあるのが法堂。明暦年間(1655年〜1657年)の建立とされ、国宝に指定されています。境内で一番大きた建物で、総檜造りとうことです。

法堂内の様子。

左右は回廊とつながっています。

こちらが正面の内陣。2代藩主前田利長公のご位牌が安置されているそうでうす。

格子天井には狩野安信による四季の百花草。

また内陣の正面の欄間には高岡という地名の由来となった鳳凰が描かれています。

法堂の釘隠しの模様も六葉。

ふすまの取っ手も手が込んでいます。

内陣の左隣にあるお茶室。奥には天袋に違い棚、床の間に付書院を備えていました。

六葉の釘隠し。豪華な佇まいです。

内陣の右隣の部屋に安置してあった烏蒭沙摩明王像。

法堂にはいくつも釘隠しがあり、どれも形は六葉ですが、いくつかバージョンがありました。

こちらは全てが金ピカのバージョン。

法堂の右端のほうにあった鐘です。

大茶室
こちらは法堂の右手に位置する大茶室。他には類をみない珍しい建造物だそうで、防火対策が施されているということです。創建当初に造られたもので重要文化財に指定されています。

大茶室の釘隠しと取っ手は豪華でした。


大茶室の前に安置してあった賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃぞう)。別名はなで仏といって病を患っている場所と同じ部分をなでると病気が治るといわれています。

富山県下では唯一の国宝に指定されている瑞龍寺。それだけにとても見応えのあるお寺でした。
甘酒
この日はとても寒かったので、瑞龍寺を見学した後に近くのお店で温かい甘酒をいただくことにしました。

店内には仏像や掛け軸などが飾ってあります。

今回はお目当ての甘酒(300円)を注文しました。

こちらが甘酒。優しい甘みで身も心も温まります。

前田利長墓所
甘酒で温まった後は前田利長公墓所へ行ってまいりました。この八丁道を歩いて向かいます。

こちらが墓所への入口。ここからは雪道になります。

しばらく真っ直ぐ歩いて道なりに左に曲がると墓所が見えてきました。

1614年(慶長19年)に53歳で亡くなった利長公の三十三回忌にあたり、あとを継いだ3代藩主前田利常公が造営した墓所です。利常公は義弟であった自分に加賀百万石を譲った利長公に恩義を感じており、菩提寺として瑞龍寺を建立。この墓所も造営して手厚くとむらったのです。

- スポット名高岡山 瑞龍寺
- 料金大人500円
- 住所富山県高岡市関本町35
- 富山県高岡市関本町35
- 電話番号0766-22-0179
- 営業時間9:00~16:30
- 休業日無休
- 駐車場有
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