とてもユニークな田村神社|香川県高松市
一宮駅から徒歩圏内の田村神社
香川県高松市にある田村神社に行ってまいりました。高松琴平電気鉄道(ことでん)琴平線の一宮駅から歩いて約10分くらいで行くことができます。
とても長い参道。
こちらは途中にあった力石です。昔は運搬作業に従事する人たちは、一定の重さを担げないと一人前になれませんでした。そのため多くの集落で力石を使って力比べを行っており、娯楽にもなっていたそうです。昭和初期ごろまで行われていました。わりと最近までやっていたんですね。
こちらは大鳥居。境内が近づいてまいりました。
境内
こちらが田村神社の本殿。田村神社は709年(和銅2年)に創建されたといわれ、とても長い歴史があります。
本殿の隣にあった姫の宮。縁結びの神様です。
本殿の右にある宇都伎社の鳥居。
参道の両脇には十二支の像がありました。
そして十二支像の中心には御百度石。百度参りの標識として建てられています。
その奥にあった昇運金龍。田村神社の御祭神は龍神の姿で顕現されたそうです。そのため田村神社境内には龍神の石像がたくさんあるとか。
こちらが宇都伎社です。生活守護の神様をお祀りしています。
宇都伎社のそばにあるわらしべ七福神。縁起が良さそうですね。
宇都伎社の右にある素婆具羅社。安産や病気治癒、健康などにご利益があり、特に女性の守護神だということです。
そして素婆具羅社の右にある一宮天満宮。御祭神はあの菅原道真公です。
この橋の先にあるのは宮島社。
稲荷社は境内の右のほうにあります。
こちらは伊勢神宮遙拝殿。遙拝(ようはい)とは遠く離れた場所から神社やお寺などを拝むこと。おそらくこの伊勢神宮遙拝殿に参拝すると、伊勢神宮に参拝したのと同じご利益が得られると思われます。
本殿の右前にある馬の像。
こちらは木化石といって古代の樹木が土砂等に埋もれて化石化したものです。
こちらは子育て布袋。
こちらは田の神さん。茶わんと杓子を持っていて、食べ物に不自由しないようにという願いが込められています。
こっ、この形は・・・。
こちらは一宮のあわしまさん。一宮のあわしまさんは小さい神様だそうです。
この犬の像は安産子宝犬。犬はお産が軽くて子沢山であることから、安産の神様なんだそうです。
この石ははらみ石。この辺りは子孫繁栄系のエリアなのでしょう。
こちらは勝牛。
そして学徳と書いてある牛。ここは学問系のエリアでしょうね。
大鳥居から見て右端にある鳥居の中にあったさぬき獅子です。
こちらはさざれ石。君が代にも出てくるあのさざれ石です。
こちらは十二支の像。
自分の干支を三回まわしてお参りするそうです。
境内には七福神の像もありました。恵比寿神は七福神では唯一の日本の神様です。
もともとはヒンズー教の神様である弁財天。日本では河の神様として信仰されています。
仏教の神様である毘沙門天。四天王の一人でもあり、四天王の場合は多聞天と呼ばれます。
七福神では唯一実在したといわれる布袋。中国・唐の時代の伝説的なお坊さんです。
道教の神様である福禄寿。福(子孫)、禄(財産)、長寿(健康)をもたらす神様です。
寿老人も道教の神様。中国の伝説上の人物で、南極星の化身です。
とても多くの神様が祀ってある田村神社。ユニークな石像もあったりして、見るだけでも楽しめる神社ではないでしょうか。
- スポット名讃岐国一宮 田村神社
- 料金参拝無料
- 住所香川県高松市一宮町286
- 香川県高松市一宮町286
- 電話番号087-885-1541
- 営業時間参拝自由
- 休業日参拝自由
- 駐車場有
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