食べておきたい!高山の郷土料理まとめ|岐阜県高山市
江戸時代は天領(江戸幕府の直轄地)だった飛騨高山。高山城の城下町は商人町として栄え飛騨の小京都と呼ばれています。山々に囲まれているという立地から、独自の食文化も発達しました。今回は私が旅行中に食べた飛騨の郷土料理をまとめています。
漬物ステーキ@和田
まずは人気の居酒屋さん、和田でいただいた漬物ステーキ(480円)。ステーキといってますが漬物を卵でとじて焼いたものです。見た目はどこかお好み焼きわ思わせる漬物ステーキ。鰹節や紅ショウガのお陰で味もちょっぴりお好み焼きの雰囲気を味わえます。漬物なので塩気はよくきいていて、シャキシャキさもある。お酒のつまみにはもってこいです。
郷土料理ではないかもしれませんが、漬物ステーキと一緒に頼んだ飛騨の焼きなす味噌詰め(480円)。焼きなすをくりぬいて、その中になすと味噌とネギを詰めてある一品です。味噌は甘辛く、そこにネギのシャキシャキ感と風味が加わってきます。こちらも塩気がきいていて、おつまみに最適でした。
あげづけ@陣屋とうふ古川屋
街中を歩いていてたまたま通った陣屋とうふ古川屋。あげづけという食べ物を発見しました。私は知らなかったのですが、マツコ・デラックスさんのテレビでも紹介された有名な郷土料理のようですね。
もちろん、とうふ古川屋にはあげづけ以外の商品も販売されています。
こちらが購入してきたあげづけ(174円)。
厚みのある油揚げに味付けしてあるあげづけ。醤油風でダシがきいたような味わいです。少し厚みがあるのでジュワッとした食感も楽しい。塩気もきいているので、ご飯のおかずにもおつまみにもピッタリです。
きのこのほう葉味噌焼き@それから
それからという居酒屋でいただいた飛騨の名物料理であるほう葉味噌焼き(680円)。
こちらではきのこも一緒にいただけます。(焼いてあるので)香ばしい味噌はほんのり甘みがある。しっかり塩気がきいており、おつまみにも最適。また、ご飯が進むこと受け合いです。
けいちゃん@それから
同じくそれからでいただいた、けいちゃん(680円)。鶏肉をキャベツや玉ねぎと一緒に焼いてある料理です。鶏からけいちゃんと呼ばれるそう。味噌味や醤油味などがあるそうですが、こちらは塩ダレベースのような味わいです。鶏肉は柔らかく皮までいただける。野菜には鶏の旨みが染み込んでいました。塩気もきいていて、ご飯が進みます。
オールドタイプのみたらしだんごと五平餅@まどか
高山駅のすぐちかくにある円(まどか)。こちらでは昔ながらのみたらし団子と五平餅があるということです。みたらし団子と五平餅は高山の名物お菓子。
今回はみたらし(80円)と五平餅(160円)を購入しました。
こちらがみたらし団子と五平餅。
みたらしだんご
おだんごはお米の感じが残っていて、よくある市販のおだんごとはちょっと食感が異なります。そして何といっても大きな特徴は甘くないこと。香ばしい醤油の風味が味わえます。
五平餅(ゴマ味噌)
みたらしだんごと同様にお米の粒が少し残っている平べったい形のお菓子です。ゴマ味噌は昔ながらのスタイルだそうで、ほんのりとした甘みとゴマの風味が楽しめます。
五平餅(醤油)@古い町並みのお店
三町の古い町並みにあったこちらのお店で五平餅(200円)を購入しました。
こちらは醤油風スタイルです。いわゆる市販のみたらしだんごのような味わい。甘辛いタレがたまらない一品です。
五平餅(くるみ味噌)@すずらん
こちらは鍛冶橋のたもとにあるすずらんというお店。
こちらでは飛騨牛串焼きやみたらしだんごなどがあります。今回は珍しい五平餅のくるみみそ(250円)をお願いしました。
五平餅のタレやげんこつなども販売しています。
こちらが五平餅のくるみ味噌。
甘辛くて濃厚な味わいです。くるみのお陰がコクがあるように感じました。
メンチカツ@助春
飛騨牛のメンチカツやコロッケで有名な春助。
今回は人気No1のメンチカツ(380円)を注文しました。
店内で食べていくこともできます。店内は左手にテーブル席。
正面の窓側にはカウンター席があります。
メンチカツはこちらのソースとカラシで味を調整しましょう。
こちらが春助のメンチカツです。揚げたてなのでアッツアツ。衣はカリッカリで中は柔らかいです。ジューシーで肉汁があふれてくる。ほんのりとした味付けで肉の旨みを存分に味わえます。
そのままでも十分楽しめますが、お好みでソースやからしをつけてもグッド。からしはマイルドなので食べやすいと思います。
飛騨牛コロッケ@丸明
私が飛騨牛ステーキを食べた丸明のやすがわ店。こちらでは店頭で炙り寿司やコロッケを販売されていました。
今回はコロッケ(150円)を注文。
衣はカリッカリに揚げてあるコロッケ。飛騨牛からと思われる旨みが楽しめます。全体的にほんのり甘めでまろやかな味わいでした。
飛騨牛すし@坂口屋
三町の古い町並みにある坂口屋。
こちらでは飛騨牛にぎり寿司(600円)を注文しました。
衛生面での配慮から、お店の方はお金は触らないシステムです。
こちらが飛騨牛にぎり寿司。飛騨牛の表面を軽く炙ってあり、ほんのり甘いタレがぬってある一品。(わさびはお好み)分厚い身はなめらかで柔らかく、それでいて弾力があります。噛めば噛むほどに旨みと甘みが増してきました。
飛騨牛牛まん@飛騨牛まん本舗
こちらも三町の古い町並みにある飛騨牛まん本舗。
数は少ないですが座って食べれるスペースもあります。
今回は飛騨牛牛まん(430円)を注文しました。
ちなみにですが飛騨牛まん本舗では全国配送も可能です。
こちらが飛騨牛牛まん。ふんわりとした皮につつまれた餡は飛騨牛の風味が豊かです。具材はニンジンやゴボウ、玉ねぎなど。しつこすぎない味付けで、食べやすい牛まんでした。
飛騨牛串焼き@グルメハウス
主な観光の通りから少し離れた場所にあるグルメハウス。
お惣菜屋さんなんですが、店頭でも串を販売されています。今回は飛騨牛の串焼き(300円)を注文しました。
こちらが飛騨牛の串焼き。飛騨牛は柔らかく、たまに少し歯ごたえがあります。そして中はジューシーで、とにかくお肉の風味が豊か。塩コショウがきいていて、飛騨牛の旨みを存分に楽しめます。
本当に地域色が豊かな高山の食文化。観光の方のために開発された商品もあると思いますが、それでも昔ながらのご当地グルメが多いと思います。せっかくなので高山に来たら色々と食べておきたいですね。
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