世界の名画を見て触れる大塚美術館|徳島県鳴門市
大毛島にある大塚国際美術館
徳島県鳴門市にある大塚国際美術館に行ってまいりました。大毛島にあり、淡路島とは目と鼻の先です。大塚オーミ陶業が開発した陶板という技術を使って作成した世界の名画・壁画の複製を展示している大塚国際美術館。陶板は半永久的な耐久性を持っており触ることもできます。展示作品は世界25カ国、190あまりの美術館から1000点以上。きっとあなたの憧れの名画に出会えることでしょう。
外に券売機があるのでまずはこちらで入館券を購入。そのお値段は大人3,240円。日本一高いです。高いですがその価値はあるでしょう。
館内では定時ガイドもあります。どれも気になりますが、私は時間の都合もあって人気作品ベスト10のガイドに参加しました。私が訪問時のものとはいえネタバレになりますので、次のページでご紹介します。ネタバレでもいいという方はご覧いただければ幸いです。
館内の名画たち
まずは私が個人的に好きだったり印象に残った名画をご紹介。
聖マルタン正道
こちらは聖マルタン正道です。そう、大塚国際美術館では絵だけではなく壁画も再現されているのです。
聖マルタン正道はパリから南に約300キロのノアンヴィック村にあります。
聖ニコラオルファノス聖堂
ギリシャのテサロニキにある聖ニコラオルファノス聖堂。
テサロニキ東側の城壁の一画にひっそりと聖ニコラオルファノス聖堂が建っているそうです。
クスロベェーニ礼拝堂
イタリアのバドヴァにあるクスロベェーニ礼拝堂。
バドヴァ市内の公園に建っている礼拝堂で、1303年に裕福な商人によって建立されました。
ラファエロ
盛期ルネサンスを代表するイタリアの画家、ラファエロ・サンティ。こちらは「小椅子の聖母」です。親しみのある個人用の信心画だそうです。
ダ ヴィンチ
皆さんご存知、レオナルド・ダ・ヴィンチ。イタリアのルネサンス期を代表する芸術家です。様々な分野で優れた業績を残しました。こちらは「岩窟の聖母」という作品です。
かの有名な「最後の晩餐」。イエス・キリストが使徒とともにとった最後の食事です。この絵は修復前。
こちらは「聖アンナと聖母子」。ダ・ヴィンチが最後まで所有していた絵だそうです。
モネ
印象派の大家であるクロード・モネ。こちらは「日傘の女」です。人物は風景の一部として描かれており、顔の特徴は分かりません。
こちらは「日の出」。印象派の由来となった作品だそうです。
個人的に印象に残った「ラ・ジャボネーゼ」。モネの作品の中でも特に日本趣味の出た作品です。
ドラクロワ
19世紀のロマン主義を代表するフランスの画家、ウジェーヌ・ドラクロワ。この「民衆を導く自由の女神」はフランス7月革命を題材にしています。ドラゴンアッシュのアルバム、Viva La Revolutionのジャケットはこの絵をモチーフにしてるんじゃないでしょうか。
ルノワール
フランスの印象派の画家であるピエール=オーギュスト・ルノワール。この「桟敷席」はエレガントな衣裳とアクセサリーで飾られた男女のカップルを描いています。
こちらは「アルジェリア風の衣装を着たフルーリ嬢」。薄塗りの色彩はルノワールの本領が発揮された作品だそうです。
こちらは「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」。絵の舞台は当時、評判だったお店でルノワールもそこの常連でした。
ゴーギャン
フランスのポスト印象派の画家であるポール・ゴーギャン。こちらの「イオ・オラナ・マリア」で、タヒチ人が拝んでいるのは南太平洋に移された褐色のマリアとキリストだそうです。
ゴッホ
オランダのポスト印象派の画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。この絵は「麦わら帽子の自画像」です。
こちらは「自画像」。精神的な病気で入院する頃の作品だそうです。
ルソー
19世紀フランスの素朴派の画家、アンリ・ルソー。こちらは「異国風景」で、森で遊ぶコノハザルが遊ぶユーモラスな作品となってます。
人気作品ベスト10
定時ガイドに参加して案内してもらった人気作品ベスト10。私の訪問時(2016年9月)当時のものではありますが、ネタバレでもいい方はご覧ください。
- スポット名大塚国際美術館
- 料金一般 3,240円
- 住所徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
- 徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字福池65-1
- 電話番号088-687-3737
- 営業時間9:30~17:00
- 休業日月曜日(祝日の場合は翌日)8月無休
- 駐車場有
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