天空の現存天守!備中松山城|岡山県高梁市
山頂までの雰囲気も楽しめる備中松山城
岡山県高梁市にある備中松山城に行ってまいりました。天空の城といえば兵庫県朝来市にあった竹田城が有名ですが、臥牛山山頂に建つ備中松山城もまさに天空の城。一般の車両が入れるのは城見橋公園駐車場まで(12月~2月のシャトルバスがない日はふごい峠駐車場まで乗り入れ可)。ここからはシャトルバスでふいご峠駐車場へ向かいます。徒歩でも行けますが、ふいご峠駐車場から天守までは徒歩で20〜30分かかるため、お城の見学を重視するならシャトルバスがおすすめ。
シャトルバスでふいご峠駐車場までは約10分ほど。ここからは徒歩のみとなります。
途中には城主からの登城心得がありました。
登って行って最初に見えてくるのが中太鼓櫓跡。
この先に昔は太鼓櫓があったのです。
ここからの眺めは最高。まだ山頂ではありませんが、どれだけ高いかがお分かりいただけるでしょう。
中太鼓櫓跡からさらに登っていきます。
しばらくすると石垣が見えてきました。
ここは大手門跡です。備中松山城は地形を利用した山城。この大手門も地の利をいかした造りになっており、高い石垣に囲まれていて、お城へ迫る敵が侵入しにくくなっています。
城内
正面から見た大手門跡。右が曲がりくねっています。実戦向きの門ということです。
向かって右手は足軽箱番所跡。
大手門の先も道が曲がっています。
大手門跡の石垣の上。
大手門跡のそばにある二の平櫓跡。ここには櫓があったんですね。
ご覧ください、臥牛山山頂にそびえるこの立派な石垣を。
この階段を登って先に進みます。
ちなみに向かって左手にあるこちらの塀は三の平櫓東土塀。当時から現存しており重要文化財に指定されています。
こちらがその三の平櫓の跡。
ここは三の丸跡になります。
足軽番所跡の石碑。ここにもかつては足軽番所があったようです。
ここは上番所跡。足軽よりも位が上の人が詰めていたんでしょうか。
三の丸から見た大手門跡。確かにこれは侵入しにくそうですね。
三の丸から二の丸へ向かう階段。
ここは黒門跡。
黒門の礎石と思われる石が残っていました。おそらくここに柱が建っていたんでしょう。
黒門跡の先にある厩曲輪。厩(うまや)ということはここで馬を飼っていたんでしょうね。
そしてここが厩門跡になります。
進行方向の向かって左手には四の平櫓跡。
この登った先が二の丸になります。
向かって左手にある御膳棚。トイレがあるので心配な方はここで用を足していきましょう。
備中松山城内で最も古い石垣。自然の石を使用した野面積みということです。
このあたりからの景色。はっきり言って絶景です。
ここはニの櫓門跡。
礎石が残っています。
こちらが二の丸跡。
ほどほどの広さがあります。
そして正面に見えるのが本丸。
天守とその背後に控える二重櫓は現存していますが、その他の建物は史実に基づいて復元されています。
ここが本丸への入口。受付がありますのでチケット(大人300円)を購入して本丸へと入ります。
本丸への入口となる本丸南御門。
- スポット名備中松山城
- 料金大人300円
- 住所岡山県高梁市内山下1
- 岡山県高梁市内山下1
- 電話番号0866-21-0217
- 営業時間(4月~9月)9:00〜17:30(10月~3月)9:00〜16:30
- 休業日12/29〜1/3
- 駐車場有
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