絶景あり!勝浦の観光まとめ|千葉県勝浦市
勝浦タンタンメンを食べに行った際、勝浦を観光しましたのでその時の情報をまとめました。勝浦市は太平洋に面していて、綺麗な景色を見ることができます。
勝浦朝市
日本三大朝市に数えられている勝浦朝市。
毎月1日~15日は下本町朝市通り、16日~月末までは 仲本町朝市通りで開催されています。営業時間はだいたい6:00~11:00くらいまで。定休日は水曜日ということです。
私が訪問したのは4日だったので下本町朝市通りで開催されていました。現在はのどかな雰囲気ですが、以前はどんな天候でも年中無休で開かれていて、たいへんな賑わいだったそうです。
勝浦朝市がはじまったのは1591年(天正19年)。当時の勝浦城主・植村泰忠が開いたといわれています。1591年といえば豊臣秀吉が日本を治めていた時代。関ヶ原の戦いよりも前から続いているのです。
規模が多くて人がごった返してる市場は各地にあります。そういた趣ではないですが、文化として長く続いていることにこの勝浦朝市の価値があるでしょう。のんびりと散策できるのもいいですよ。
僕はわらび餅を買っていただきました。
KAPPYビジターセンター
勝浦にはビジターセンターがあります。その名もKAPPYビジターセンター。ビジターセンターって大自然の中にあるイメージでしたが、こちらは街中にあります。カッピーとは勝浦のマスコットキャラクター。入口の右手にいるはちまきをまいた魚がカッピーです。
こちらは僕がレンタルした電動アシスト自転車。1日1,000円で借りることができます。クロスバイクは1日500円ですが、勝浦は坂が多いので個人的には電動アシスト自転車がおすすめ。僕はこの電動アシスト自転車のおかげで色々な場所に行くことができました。
八幡岬公園
まず向かったのは八幡岬公園。その名の通り八幡岬にある公園です。
ここは勝浦城跡。勝浦城は八幡岬にあったんですね。先ほどの勝浦朝市を開いた殿様、植村泰忠もこの辺りにいらっしゃったんでしょう。
公園へと続く道には鳥居がありました。
さらに階段を登ります。
神社でしょうか、お社がありました。
階段を登った先にあるのが子供の広場。滑り台やアスレチックなどがあります。
広場からは海も見えました。
さらに上にも行けます。
ここが公園の一番上。
こちらは養珠院於萬の方像です。お万の方は徳川頼宣と頼房のお母さん。頼宣は徳川家康の十男で紀州徳川家、頼房は十一男で水戸徳川家の祖になります。つまり御三家の起源となった二人のお母さんなんですね。お万の方は当時の勝浦城主・正木頼忠の姫君として誕生。1590年(天正18年)の北条氏滅亡後、本多忠勝やさきの植村泰忠に攻められて勝浦城は落城します。当時14歳のお万の方は母と幼い弟を連れて、勝浦城を脱出。そのさい八幡岬の東側にある40メートルの断崖に白い布を垂らして海に降り、小舟で逃れたそうです。14歳ですごい勇気ですね。その後、お万の方は徳川家康に見初められ、17歳で江戸城入り。陰山殿といわれて寵愛されたそうです。
広場には東屋もありました。
ここからの眺めは絶景。
海の水もとても綺麗です。
帰りは自然散策路を通ってみました。
官軍塚
つづいては官軍塚。
こちらも公園になっています。
何の歌かは分かりませんでしたが、歌碑もありました。
戊辰戦争の末期、榎本武揚を総裁とする旧幕府軍は函館の五稜郭にこもります。明治政府から旧幕府軍の鎮圧を命じられた弘前藩主、津軽承昭(つぐあきら)はこれに苦戦。津軽承昭の実兄である熊本藩主、細川韶邦(よしくに)は品川で米国のハーマン号を雇い、藩兵約350人を救援に向かわせます。ところが明治2年1月3日の夜、船は勝浦川津沖で暴風雨にあい難破。藩兵約200人、米国人約20名が亡くなります。地元の川津の方々は総出で救助にあたられました。そして被害者の冥福を祈って埋葬されたのがこの官軍塚です。勝てば官軍、戊辰戦争に勝利した明治政府側だったことからこの名前が付いたのでしょう。
僕は地元が熊本なんですけど、思わぬところで熊本と勝浦のつながりを発見しました。
官軍塚には展望台もあります。
ここからの景色も絶景。
付近には霧がかかったりもしていました。
途中の景色
八幡岬や官軍塚に行く途中も景色がいいです。
官軍塚から街中へ戻る途中に見た急な坂道。写真だとそんなに分からないですが、めちゃくちゃ急です。
勝浦中央海水浴場
海水浴の名所でもある勝浦。ここ勝浦中央海水浴場は勝浦駅からも歩いて10分弱とアクセスも抜群。
僕が行ったのは7月上旬とまだシーズン前だったので、サーフィンの方だけがいらっしゃいました。
守谷海水浴場
日本一海水浴客が多いともいわれる守谷海水浴場。
シーズン中はたいへんな人でにぎわうそうです。
近くにあった岸壁も見応えがあります。
大楠菅原神社
こちらは宿の方に連れて行ってもらった大楠菅原神社。
狛犬さんです。
向かって左手にある御神木。
そしてこちらが本殿になるんでしょうか。
そんなに大きいわけではないんですが、彫刻がかなりすごいんです。
正面から見えないところも細工がびっしり。
正面はもちろん側面にも彫刻が施してあります。
そしてもう一つの見どころがこちら。
お分かりになりますでしょうか。表と裏で模様が違うんです。どうやって作るんでしょうね。
もちろん左右両方とも表と裏で模様が違います。
大楠菅原神社は知る人ぞ知るスポット。雰囲気もいいので勝浦に来られた際は足を伸ばしてみてはいかがでしょう。
- スポット名千葉県勝浦市
- 住所千葉県勝浦市
- 千葉県勝浦市
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