世界最古の木造建築!法隆寺|奈良県奈良市
回廊の中央にある燈籠。
そして回廊の中央にそびえる大講堂。仏教の学問を学んだり、法要を行う場所として建立されました。
しかし925年(延長3年)に鐘楼とともに火災で焼失。990年(正暦元年)に再建されました。それでも十分に古いですね。
回廊から出る際に撮った金堂と五重塔。
回廊の東側
回廊を出てまず向かったのは妻室(つまむろ)。平安時代の建立で重要文化財に指定されています。
こちらは聖霊院と東室。鎌倉時代の建立で国宝に指定されています。聖霊院は聖徳太子を祀るお堂で、聖徳太子の尊像が安置されているそうです。
聖霊院の東にある綱封蔵(こうふうぞう)。奈良〜鎌倉時代に建てられた倉庫で、国宝に指定されています。
写真左手は食堂(じきどう)、右手は細殿(ほそどの)。食堂は奈良時代の創建で国宝、細殿は鎌倉時代の創建で重要文化財に指定されています。
こちらは大宝蔵院。中には百済観音堂などの寺宝が展示されています。写真撮影は不可。
大宝蔵院から東伽藍へ向かう途中にある東大門。奈良時代に建立され、国宝に指定されています。
八脚門という形式で、珍しい三棟造りとなっているそうです。
東伽藍
東伽藍への入口になる四脚門。重要文化財に指定されています。ここから先も有料区画。
東伽藍の回廊です。
こちらは鐘楼。
実は東伽藍の鐘楼も国宝に指定されています。
この建物は伝法堂。もともとは橘夫人(聖武天皇の夫人という説があり)の住居でしたが、移転して仏堂になったと伝えられています。奈良時代の創建で国宝。堂内は非公開ですが、重要文化財を含む多くの仏像が安置されています。
東伽藍の回廊。
こちらも重要文化財に指定されています。
入口から右手にある礼堂。重要文化財に指定されています。
そして左手にあるのが舎利堂と絵殿。双方とも重要文化財に指定されています。
回廊の中心にあり東伽藍のシンボルともいえる夢殿。奈良時代に建立された八角円堂で、国宝に指定されています。
堂内には聖徳太子の等身像とされる救世観音像を安置する夢殿。救世観音像も国宝です。
近くまでは行けないですが、東伽藍の南門。重要文化財です。
建物そのものもさることながら、安置されている仏像や所蔵している寺宝も貴重なものばかりの法隆寺。お寺全体で国宝・重要文化財に指定されているものが約190件もあるそうです。まさに日本の宝。今後も維持管理していただきたいですね。
- スポット名聖徳宗総本山 法隆寺
- 料金一般1,500円
- 住所奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
- 電話番号0745-75-2555
- 営業時間(2/22~11/3)8:00~17:00(11/4~2/21) 8:00~16:30
- 休業日無休
- 駐車場有料駐車場が有
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