世界最古の木造建築!法隆寺|奈良県奈良市
法隆寺の参道
世界最古の木造建築といわれている法隆寺に行ってまいりました。法隆寺の創建はなんと607年(推古15年)で、その頃の日本は飛鳥時代。第31代天皇である用明天皇(聖徳太子の父)が病気の治癒を願ってお寺の建立を誓願されましたが、病気は治ることなく崩御。推古天皇と聖徳太子がそのご意思を継いで造られました。法隆寺はこの参道の先にあります。
南大門の前にある下馬の石碑。下馬とは読んで字のごとく馬から下りるという意味。どんなに身分が高い人も、寺社仏閣ではここで馬から下りたということです。
法隆寺の表門にあたる南大門。
現在の門は1438年(永享10年)に再建されたもので、国宝に指定されています。
西伽藍
こちらが西伽藍の境内。法隆寺は大きく分けて西伽藍と東伽藍に別れています。
こちらは中門。中には日本最古の仁王像が安置(吽形は補修)されています。この日は中門と回廊は工事中。平成27年6月〜平成30年12月まで保存修理工事が行われています。
回廊の西側
こちらは西門。南大門から見て左側の入口になります。
西門から見た参道。
まずは西円堂や三経院へと向かいます。
こちらが三経院及び西室。鎌倉時代の建立で国宝に指定されています。
そしてこちらが西伽藍の西北の丘に建っている西円堂。
鎌倉時代の建立で国宝に指定されています。
ご本尊の本尊薬師如来坐像も国宝。
ご本尊の台座の周りには十二神将立像と千手観音立像が安置されており、それぞれ重要文化財に指定されています。
西円堂から見た五重塔。
回廊の中(有料区画)
こちらは大講堂の回廊。西伽藍でこの回廊の中だけは有料区画になっています。
回廊は金堂などと同じ時期の建立。国宝に指定されています。
こちらは経蔵。重要文化財の観勒僧正坐像が安置されていますが中は非公開。ちなみに経蔵も国宝に指定されています。
向かって右側の回廊。
経蔵の対照の位置にある鐘楼。平安時代の建立で、こちらも国宝に指定されています。中の梵鐘は白鳳時代(645〜710年ごろの文化)の特徴を持っているそうです。
法隆寺のシンボルといっても過言ではない五重塔。木造の五重塔では世界最古といわれ、国宝に指定されています。高さは約32.5メートル。
一階の内陣には奈良時代に造られた仏像群が安置されています。
法隆寺のご本尊を安置する金堂。こちらも国宝に指定されています。上には部屋がなく外観のみで実は一階建て。
金堂には聖徳太子のために造られた釈迦三尊像や、用明天皇のために造られた薬師如来坐像、穴穂部間人皇后(聖徳太子の母)のために造られた阿弥陀如来座像などが安置されています。また壁には世界的に有名な壁画が描かれているそうです。
- スポット名聖徳宗総本山 法隆寺
- 料金一般1,500円
- 住所奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1の1
- 電話番号0745-75-2555
- 営業時間(2/22~11/3)8:00~17:00(11/4~2/21) 8:00~16:30
- 休業日無休
- 駐車場有料駐車場が有
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