のどかな雰囲気の函館公園|北海道函館市
函館山のふもとにある函館公園
北海道函館市青柳町にある函館公園に行ってまいりました。
函館公園は1879年(明治12年)に開園された歴史ある公園。公園の開設にあたっては市民から親しまれたイギリス領事、リチャード・ユースデンの呼びかけもあったそうです。
公園内は木々が生い茂り、緑が多くてのどかな雰囲気です。
散歩するにはとてもいい場所ですね。
公園の広場の中央には噴水もあります。
今上陛下の御即位記念碑もありました。
函館公園は和洋折衷型ということで、和風と洋風双方の様式が見られます。
この松などはまさしく和の様式ですね。
本当に緑が多くて、歩いているだけで気持ちがいいです。
でっかい木も生息。
こちらは旧函館博物館一号。1879年(明治12年)に開場し、北海道の考古資料やアイヌ民族資料を展示していたそうです。日本の地方博物館としては最古の歴史を誇る。当時としては珍しいアメリカ風の様式を取り入れてあるそうです。昭和38年に北海道指定有形文化財に指定されました。
函館公園には現在でも市立函館博物館があります。
広い歩道を通って広場の方へ向かいます。
連続してカーブが続く道もありました。
園内には様々な植物が自生しています。
函館公園内にある「こどものくに」は函館市内で唯一の乗り物系遊園地で、昭和31年の開園。長い歴史を持ち、一説にはここの観覧車が日本最古ともいわれています。
こどものくにのそばにあった鶴亀の水飲み場は明治末期ごろの制作。石は七飯町大川産のものが使用されています。
先ほどとは反対側から広場を見たところ。
公園ウォーキングの目安の案内がありました。噴水の周囲は約170メートル、6周で約1キロということです。
公園の背後には函館山が控える。見方によってはどこか幻想的な雰囲気も感じます。
園内にあった石川啄木の歌碑。昭和28年に建立されてもので、全国に数多くある啄木の歌碑の中でも一番美しいといわれているそうです。
石川啄木が函館に逗留したのは1907年(明治40年)。5月から9月にかけてわずかに132日間だったそうです。
函館公園は桜の名所ということで、春には多くの方が花見に訪れるそう。見てみたいものですね。
公園内はけっこうな広さがありますが、きれいに整備されており場所によっては趣が違うので、歩きまわってもさほど疲れは感じませんでした。広々としていて気持ちよかったです。
- スポット名函館公園
- 住所北海道函館市青柳町17番地
- 北海道函館市青柳町17番地
- 電話番号0138-22-7255
- 営業時間常時開園
- 駐車場4台(障がい者用のみ)
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