宮本武蔵ゆかりの地!八大神社と一乗寺下り松|京都市左京区
宮本武蔵が吉岡一門と決闘した一乗寺下り松
京都市左京区にある一乗寺下り松(いちじょうじさがりまつ)に行ってまいりました。ここは昔から交通の要衝で、目印として松が植えられていました。
かの剣豪、宮本武蔵が吉岡一門と決闘をしたという伝説でも有名な場所です。ということで「宮本吉岡決闘之地」の石碑がありました。
その隣りにある大楠公戦陣蹟。大楠公とは南北朝時代の武将、楠木正成のことです。大軍を率いて京都へ進軍してきた足利尊氏に対して、楠木正成がこの地に陣を敷きました。この時は足利尊氏の撃退に成功しています。
ちなみに現在の松は4代目。当時と変わらず松は植え続けられているんですね。
当時の一乗寺下り松がある八大神社
一乗寺下り松の近くには八大神社があります。一乗寺下り松の近くに鳥居がありました。
神社はこの坂のもう少し上にあります。
こちらが八大神社の入口。
宮本武蔵が吉岡一門との決闘を前に、八大神社に神頼みしようと思い立ちましたが、神仏に頼った自分の弱さに気付いて参拝をやめたという逸話がある神社です。
参道の脇には1964年(昭和39年)の映画「宮本武蔵 一乗寺の決斗」のポスターがありました。
映画の写真も展示してあります。おつう役の入江若葉さんが美しすぎる。
けっこうな枚数がありました。
こちらは八大神社の手水舎です。
境内にあったお社。
拝殿の前には狛犬さんがいらっしゃいました。
こちらは宮本武蔵の像。武蔵は二つの刀を用いる二天一流の開祖でもあります。
そしてこちらが一乗寺下り松の古木。1604年(慶長9年)に宮本武蔵と吉岡一門が決闘した当時の一乗寺下り松の一部と伝わっているそうです。
拝殿の前には盛り土がしてありました。
こちらが八大神社の拝殿です。
宮本武蔵のことに目がいきがちですが、1294年(永仁2年)に創建されたという由緒正しい八大神社。厄除や縁結び、学業の神様として信仰されており、後水尾天皇、霊元天皇、光格天皇が修学院離宮に行幸(ぎょうこう・みゆき:天皇が一つの目的地へお出掛けになること)のさいにお立ち寄りになられました。
一乗寺下り松などは名前を知っていたので、宮本武蔵ゆかりの地に来ることが出来て良かったです。
- スポット名八大神社
- 料金参拝無料
- 住所京都府京都市左京区一乗寺松原町1
- 京都府京都市左京区一乗寺松原町1
- 電話番号075-781-9076
- 営業時間参拝自由
- 休業日参拝自由
- 駐車場無
トップページへ
週間ランキング
ランキングをもっと見る