会津大仏で有名な願成寺｜福島県喜多方市

福島県喜多方市にある願成寺に行ってまいりました。会津大仏が有名なお寺で、正式名称は叶山 三寳院 願成寺。1227年（嘉永3年）の開山です。

境内

入口から右手にあった愛染明王の石碑。

そしてお地蔵様です。

逆光ですが、こちらが山門。構造は楼門造りで、1698年（元禄11年）に建てられたものです。福島県の重要文化財に指定。

山門から左手にあった鐘楼。

そして六地蔵です。

こちらが願成寺の本堂。

御本尊は阿弥陀坐像です。本堂は県の重要文化財に指定。

本堂の奥にある千佛堂。

こちらも県の重要文化財に指定されています。

大仏殿の前に広がる庭園。

コンパクトですがきれいに整備されています。

大仏殿の目の前には苔が生い茂ってました。

大仏殿

そしてこちらがいよいよ会津大仏をお祀りする大仏殿。

会津大仏

願成寺のシンボルともいえる会津大仏です。会津大仏は通称で、正式には阿弥陀三尊像。中央には阿弥陀如来、左右に脇侍（きょうじ）が控えます。三尊とも寄木造り（複数の部品をつなぎあわせて造る手法）で、鎌倉時代の初期の作品。国の重要文化財に指定されています。

蔵めぐりでも少し触れましたが、願成寺は上三宮という地区にあります。周辺では蔵が生活に溶け込んでいる風景を見ることができました。その道中も楽しめるお寺だと思います。