世界遺産 醍醐寺は醍醐の花見の舞台|京都府京都市
豊臣秀吉による「醍醐の花見」でも有名な京都府京都市伏見区にある醍醐寺を拝観してまいりました。こちらの総門が入口となります。
こちらは入口となる総門付近にあった紅葉です。
三宝院
しばらく進むと左手にあるのが三宝院。私はこちらで三宝院、伽羅、霊宝館のうち2つを拝観できる共通券(1000円)を購入しました。3つ全てを拝観できる共通券(1500円)もあります。
三宝院は1115年(永久3年)、醍醐寺14世座主勝覚僧正による創建。現在の建物は豊臣秀吉によって1598年(慶長3年)に再建されたものです。
唐門と表書院は国宝。殿堂6棟(玄関、勅使の間・秋草の間・葵の間、庫裏、奥宸殿、純浄観、護摩堂)や障壁画などが重要文化財に指定されている貴重な建物です。庭園は豊臣秀吉の作庭といわれ、特別名勝・特別史跡。中は残念ながら撮影不可でした。
秀吉自らが作庭したといわれる三宝院の庭園の紅葉(外から)。
三宝院の出入り口から少し奥へ進むと左手にある唐門は国宝。檜皮葺(ひわだぶき)の黒漆塗りで金箔の桐紋、菊紋をこしらえた門となってます。桃山時代の豪華さが感じられますね。
霊宝館前の紅葉
霊宝館前の参道は、両脇を紅葉が彩ります。
西大門前の参道
伽羅への入口となる西大門へと続く参道。色鮮やかな紅葉がその脇を彩ってます。
ゆっくり見てしまってなかなか西大門までたどり着きませんでした。
西大門
この西大門は1605年(慶長10年)、豊臣秀頼による再建。通称は仁王門。
仁王像は1134年(長承3年)、仏師の勢増・仁増による造立といわれています。
鎌倉時代末期の像ということで趣がありますね。
参道
西大門を抜けると鮮やかな緑の木々に囲まれた参道があります。どこか神聖な雰囲気を感じました。
清瀧宮
その参道を抜けて右手にあるのが清瀧宮。1599年(慶長4年)の建立で、こちらは拝殿。
この本殿は重要文化財に指定されています。
金堂
先ほどの参道の正面に位置する金堂は国宝。醍醐天皇の御願によって926年(延長4年)に創建されました。しかしその後に二度も焼失。
現在の建物は豊臣秀吉の命により秀頼の時代(1600年)に完成したもの。金堂は醍醐寺の中心で、安置されている薬師如来坐像が本尊となります。
五重塔
金堂の斜め向かいにある五重塔も国宝。951年(天暦5年)の建立。初層内には両界曼荼羅や真言八祖が描かれています。
下から見るとすごい柱の数ですね。
高さは約38メートルもあります。屋根の上の相輪は13メートル。合わせて51メートルという高さを誇ってます。
- スポット名醍醐寺
- 料金入山料(大人600円・中学・高校生300円) 2枚共通券(大人1000円、中学・高校生500円) 3枚共通券(大人1500円、中学・高校生750円)
- 住所京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 電話番号075-571-0002
- 営業時間9:00〜17:00(3月から12月第1日曜日) 9:00〜16:00(12月第1日曜日の次の日よりから2月末)
- 休業日無休
- 駐車場有
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