小樽運河を観光|北海道小樽市
観光の定番 小樽運河
ニッカウヰスキー余市蒸溜所に行った帰りに小樽の街を散策してまいりました。夕暮れの少し前の小樽運河です。
当時の小樽港では停泊中の船からはしけ(艀:船と波止場を行き来してお客さんや荷物を運ぶ船)で荷揚げしていましたが、量が多くなり、はしけが倉庫の近くまで行けるよう水路を造りました。
実はそれが小樽運河です。完成は大正12年。埋立て式運河といわれ、海岸の沖合を埋め立てて陸との間にできた水路です。戦後、人力での荷揚げは衰退。小樽運河は活躍の場を失ってしまいました。
ヘドロがたまり悪臭もするようになってしまった小樽運河。1960年台に小樽市が運河埋立ての方針を打ち出だすと、運河の保存運動がおこります。
結論の出ないまま、1983年(昭和58年)に埋立て工事が開始。1986年(昭和61年)に小樽臨港線(北海道道17号小樽港線)が開通し、結果的に運河の半分を埋立て、半分が道路となりました。
運河の岸には当時の面影を残した倉庫群が並んでいます。
夕暮れ前の小樽運河を見た後に小樽の街を散策し、再び小樽運河に戻ってまいりまいた。小樽駅から運河まで伸びる中央通の坂も絵になりますね。
小樽運河の道向かいにある運河プラザ(小樽市観光物産プラザ)。旧小樽倉庫を利用しているそうです。
小樽運河側から見た夜の中央通。
夜の小樽運河
夜の小樽運河は初めて来ましたが、ライトアップされていて綺麗ですね。
夜のほうが人も少ないので、ゆっくりできるのも魅力の一つ。
やっぱり昼とは違った趣がありますね。
クルージング用と思われる船がとまっていました。
観光される方は歩道などが整備されている臨港線側(ここ)が多いです。
実はここよりも北運河というエリアのほうが当初の景観をより残しているそう。
次に機会があればその北運河のほうも見てみたいと思います。
- スポット名小樽運河
- 住所北海道小樽市港町
- 北海道小樽市港町
- 電話番号0134-32-4111(産業港湾部観光振興室)
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