京都最古のパワースポット!世界遺産 上賀茂神社|京都府京都市
歴史のある上賀茂神社
京都市北区にある上賀茂神社に参拝してまいりました。上賀茂神社は通称で正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)といいます。一説には678年の創建と伝えられ、(正しければ)京都最古の神社の一つ。非常に歴史のある神社ですね。世界遺産にも登録されています。

こちらは外幣殿。1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

外幣殿の先には鳥居がありました。

ならの小川。誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか。藤原家隆が詠んだ百人一首の「風そよぐならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしうしなりける」で有名な場所。平安時代に神職が修行をしている風景を詠んだもので、この辺りをならの小川と呼ぶそうです。

こちらは摂社である奈良神社。摂社とは本社に付属する小さな神社のことです。

その隣にある庁屋。1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

そしてすぐ近くにある校倉(あぜくら)。倉庫ですね。

この庭園は渉渓園というそうです。

こちらの木は睦の木(むつみのき)。樹齢は300年以上と推定されるスダジイの木で、一つの根から大樹が何本も生えていることから仲睦まじい家族を表しているそうです。

この石は願いの石(陰陽石)。渉渓園には龍の住む池があったとされ、池の底から出てきた陰陽石は陰と陽が融合しているとされています。両手で同時に触れるとご利益があるそうです。

こちらは摂社である賀茂山口神社(沢田神社)。

この建物は神馬舎。馬をつなぐ場所でしょう。

二の鳥居をくぐって進みましょう。

この建物は楽屋(がくのや)。供僧万という供養を行う場所でした。1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

こちらは立砂。盛砂ともいいます。”たつ”とは神様のご出現に由来する言葉だそうです。知らなかった。

立砂の奥にあるのは細殿。1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

この橋のように建っているのは舞殿。橋殿ともいい、1836年(文久3年)の建立。重要文化財に指定されています。

こちらは土屋(つちのや)といって祓所として使われる場所。1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

先に進むと楼門が見えてきました。

こちらは岩上(がんじょう)。賀茂祭のときに宮司がこの岩の上にのって勅使(天皇よりの使者)に神のご意思を伝えたという神聖な場所です。

摂社である須波神社。癒やしの神様ということです。

こちらも摂社の片山御子神社。多くの摂社や末社(本社に付属する小さな神社やお社)を持つ賀茂別雷神社(上賀茂神社)の中でも第一摂社とされており、縁結びの神様です。源氏物語の作者として有名な紫式部が参拝したさいに、「ほととぎす 声まつほどは 片岡の もりのしづくに たちやぬれまし」と和歌を詠まれました。

その前に架かる橋は片岡橋。1872年(明治元年)の建立で重要文化財に指定されています。

その横には玉橋が架かっていました。

そしてこちらが楼門。1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

その先にある中門。

そして向かって左手は直会殿(なおらいでん)。双方とも1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

向かって右手にあるのは幣殿。こちらも1628年(寛永5年)の建立で重要文化財に指定されています。

この小さなお社は末社の棚尾神社。家内安全の神様をお祀りしていて、こちらも重要文化財です。

そしてこの先にあるのが本殿と権殿。1863年(文久3年)の建立で2つとも国宝に指定されています。本殿と権殿は特別拝観(有料)がありますが、私は行った時間が遅かったため入ることはできませんでした。

こちらは末社の川尾神社。迷いを取り除く神様をお祀りしています。

その先は行き止まりになっていました。この向こうには摂社の新宮神社と末社の川尾神社があるそうです。

こちらは末社の橋本神社。延命長寿の神様をお祀りしています。

とても長い歴史を誇り多くの建物が現存している賀茂別雷神社。重要な文化財も数多くあります。また摂社や末社も多く抱え、私は目についたお社には参拝しましたが他にもまだまだあるようです。参拝して回るのもいいかもしれないですね。
- スポット名上賀茂神社(賀茂別雷神社)
- 料金参拝無料 国宝・本殿権殿特別参拝は500円
- 住所京都府京都市北区上賀茂本山339
- 京都府京都市北区上賀茂本山339
- 電話番号075-781-0011
- 営業時間10:00~16:00
- 休業日無休
- 駐車場有
トップページへ
週間ランキング




ランキングをもっと見る

