路地も多数!尾道の街並み|広島県尾道市
尾道市
広島県の東のほうにあり、瀬戸内海に面している尾道市。広島市と岡山市という2つの県庁所在地のちょうど中間くらいの場所にあります。古くは海運業として栄え、現在は広島でも屈指の観光名所。しまなみ海道の拠点として自転車好きの方も多く訪れます。ご当地グルメはなんと言っても尾道ラーメン。私はこの尾道ラーメンを目当てに来たわけですが、その合間に尾道の街を散策してみました。
国道2号線の山側
国道2号線をへだてて海側には商店街や市役所がある尾道市。山側にはその山肌に住宅が密集しています。今回は主に山側のほうを散策しました。
そんなに広くない斜面に家がたくさんあるので、こんな細い路地がいたるところにあります。
これは路地マニアにはたまらない場所でしょう。
ちょっと迷路みたいな感じでワクワクします。
この細さだと車はもちろん、バイクや原付きも厳しいでしょうね。
こちらは二階井戸。坂の上の暮らしでは水の確保が困難で、井戸水を生活に使えるように工夫された井戸です。現在では上水道が整備されているので、ほとんど使われていません。
階段の下にはちょうど電車が走っていきました。写真好きの方は電車が通る瞬間を待って撮影されるようですね。
斜面にあるので坂になっている道も多いです。
階段もあったりしました。
ゆるやかに登る坂道。歩くとけっこうきついものです。
ちょっとした飾り物がありました。
残念ながら現在は使われておらず、廃墟になっている場所もちらほらあります。
それはそれで絵になってしまうのは、尾道という街の力でしょうか。
こちらは千光寺新道。この山側の街のメインストリートといってもいいでしょう。
千光寺新道から伸びる路地。(この先は行き止まりです。)
千光寺新道から一本入った道から見た路地です。
こちらは志賀直哉旧居。志賀直哉は1912年(大正元年)にここに移り住んだそうです。
尾道は坂が多いので絵になる場所も多い。
また上に登ると街を一望できる場所がたくさんあります。
ここも非常に景色がいい場所でした。
けっこうな勾配がある階段。
景色を見ながら歩ける道もあります。
普通に歩いてるだけても楽しいですね、尾道は。
写真左手に映っているのは天寧寺の三重塔。1367年(貞治6年)に室町幕府2代将軍・足利義詮が建立したもので、今や尾道のランドマークといってもいいでしょう。国の重要文化財に指定されています。
千光寺新道の上のほうから見た尾道の街。
こちらはおのみち文学の館 中村憲吉旧居。中村憲吉は広島県三次市出身のアララギ派の歌人です。千光寺山の中腹で病気療養中だった1934年(昭和9年)に亡くなりました。
坂を上のほうまで登り、降って帰る時の風景。
途中には猫がいました。慣れているのかそんなに逃げないです。
こちらは防火用水でしょうか。
千光寺新道を降りて戻りました。
私は正直なところラーメンを目当てに来たので、観光はほぼノーマークだった尾道。まさか商店街から道を一本隔ててこんな面白い場所があるとは思っていませんでした。機会があればもっとゆっくり散策してみたいです。
- スポット名広島県尾道市
- 住所広島県尾道市
- 広島県尾道市
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