レトロ好き必見!山中吉助商店|秋田県横手市増田
雑貨屋さんを営む山中吉助商店
秋田県横手市増田にある山中吉助商店に行ってきました。店舗は昭和20年台の建造で、木造2階建て切妻造平入。住居は明治中期の建物だそうです。ともに国登録有形文化財。
店舗
雑貨屋さんということで、店内にはレトロな商品が満載。蔵にあった在庫商品を店先に並べてあるそうです。質問すると色々と教えてくださいますので、気になる商品があったら聞いてみるといいでしょう。奥さんの商品説明は面白いです。
これは江戸時代の本荘藩(山形県)産の急須。
こちらはキセルでしょうか。
昔の歯磨き粉など。在庫数が少ないものは非売品ですが、在庫があるものは販売されているので、実際に購入もできます。
こちらは電球やお茶袋など。
昭和初期のシャンプーや温泉の湯花(温泉の成分を抽出したもの)。湯花は現在でいうところの入浴剤ということでしょうか。
昔の湯たんぽ。わびてますね。
パーマンがプリントされた自転車のサドル。これは貴重なんじゃないでしょうか。
昔のランドセル。
そして昔のバッグです。
こちらは織物機。今でも動くようですね。
昭和初期の織物機などの展示。
昔のうちわなど。
レトロな時計やラジオ。
ポスターや片栗粉などのラベルもありました。
手作りの和釘。
昔のホッカイロまであります。レトロな商品が好きな方は複数回、来店されているそうです。
これは出征されたときの寄せ書き。
こちらは昔のポスターです。
なんだか味がありますね。
内蔵
店舗の奥にある内蔵。座敷蔵だそうです。1886年(明治19年)に建てられました。土蔵造の2階建てで切妻造。こちらも国登録有形文化財です。
蔵の漆喰は生活の煙などで黒くなったそう。
とはいえもともと黒漆喰だったんじゃないでしょうか。元は白漆喰でここまで黒くなったとしたら見事ですね。
内蔵の横にあった昔の和傘。
内蔵の横の通路です。
内蔵の裏手。はしごがあります。
内蔵は朝と晩の2回、表と裏の扉を金網だけにして換気されているとのこと。以前は開けっ放しのこともありましたが、今は建物を公開しているので人の出入りが多い。そのため、中の保存のために蔵の扉は閉じられているとのことです。
左右の扉。
一階はカメなどの道具が置かれていて、奥にはお座敷もあります。見てみたいですね。
二階には漆器など冠婚葬祭に使う道具が置かれているそうです。
以前は奥にも蔵があったそうですが解体されました。今は外の建屋だけが残っています。
昔の生活用品
実は蔵の横の通路には昔の生活用品が展示してありました。
これは昔のカゴ。
アンペラむしろ。
こちらはゴム製の靴。
これはソリだそです。
そしてなぜか蚊取り線香の絵。
山中吉助商店では内蔵だけではなく、昔の品々を見て楽しむことができます。しかも在庫が多い商品だと購入も可能。色々な楽しみ方ができるスポットです。
- スポット名山中吉助商店
- 料金200円
- 住所秋田県横手市増田町増田字中町103
- 秋田県横手市増田町増田字中町103
- 営業時間9:00~16:00
- 休業日不定休
- 駐車場無料駐車場有り
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