まるで迷宮！坂と路地の雑賀崎集落と灯台｜和歌山県和歌山市

雑賀崎灯台

和歌山県和歌山市にある雑賀崎灯台に行ってまいりました。日本が戦国時代だったころ、雑賀衆という集団が紀伊（和歌山）に住んでいました。鉄砲の扱いに長けており、一向一揆（浄土真宗本願寺派の信徒が起こした一揆）とともに織田信長に抵抗したことでも有名です。和歌山県にはその雑賀衆にちなんだ地名が残っており、雑賀崎もその一つ。読み方は”さいかざき”です。

こちらがその雑賀崎にある灯台。

高台にあるので雑賀崎灯台からの眺めはいいです。

真ん中の島は中之島、右端の島が大島で合わせて双子島といいます。

半島のようなとろこは番所庭園です。

私が乗ってきたバイクと雑賀崎灯台。

そしてこちらの建物が密集している所が雑賀崎集落です。

雑賀崎集落

集落の前にある雑賀崎漁港。昔はほとんどの人が漁業関係者だったそうですが、今は漁業をする人も減っているそうです。

雑賀崎集落は傾斜のある場所に住宅が密集しており、道はまず車が入れない細さ。中に入ってしまうとまるで別世界です。そんな雑賀崎集落を散策してまいりました。観光地とかではなく、あくまで集落の方の生活の場ですので、ご迷惑をかけないように心がけたつもりです。

こちらが雑賀崎の路地。

傾斜のあるところなので階段も多いです。

こういった路地がいたるところにありました。

路地好きにはたまらない集落でしょう。

ちなみに雑賀崎集落の方は家にあまり執着がないそう。例えば子供が増えて家が手狭になり、親戚の家が広かったりすると交換して住んだりするそうです。すごい風習ですね。本当に路地ばかりで、歩くだけでも楽しめました。

※もし興味を持たれて来訪される場合は、あくまで生活の場ですのでご迷惑にならないよう心がけましょう。