実は面白い!オホーツクライン|北海道
実は見どころも多いオホーツクライン
北海道のオホーツク海側を走る国道238号、通称オホーツクラインに行ってまいりました。日本海側を走るオロロンラインはライダーにとって聖地なんですが、それに比べると地味な印象のオホーツクライン。ですが実は面白い場所も多いんです。あくまで私が行ってきた範囲になりますが、ご紹介したいと思います。
北見神威岬公園
まず見かけたのが北見神威岬公園。神威岬といえば積丹が有名ですが、ここ枝幸町(えさしちょう)にも神威岬があるんです。
ここは枝幸町と浜頓別町(はまとんべつちょう)の境目にあり、江戸時代から交通の要衝でした。この辺りにはアイヌ語で”神”という意味の”カムイ”と付いた地名が多く、アイヌの方々も神聖な場所として扱ってきたそうです。
公園から見た海岸。積丹ブルーにもけして引けをとらないほど水が綺麗でした。
北見神威岬公園から車で30分くらいの場所にあるマリーンアイランド岡島。枝幸町産の海の幸などを販売する、船の形をした道の駅です。
出塚食品本店
雄武町(おうむちょう)にある出塚食品本店。こちらのカマボコが名物ということで、立ち寄ってみました。
こちらが購入したカマボコ。分厚くてプリッとした食感。私の中のカマボコの世界が広がりました。
初代ガリンコ号
こちらは紋別市にあった初代ガリンコ号。ガリンコ号は流氷砕氷船といって、流氷を砕いて進む観光船です。
初代ガリンコ号の定員は70名。1987年(昭和62年)〜1996年(平成8年)まで約8万人を超える方を乗せてきたそうです。
氷海展望塔オホーツクタワー
こちらは防波堤でしょうか。
けっこうな長さがあります。
写真奥のちょこんと海に出ているのがオホーツクタワー。3階は展望台で、地下からはオホーツク海の下を見ることができます。今回は時間の都合で行けませんでしたが、気になりますね。
こちらはその近くにあった謎のオブジェ。見ての通りカニの爪なんですが、なんでこんな物があるんでしょう。実はこれ、1983年(昭和58年)の流氷アートフェスティバルの際に製作されたものだそうです。私が生まれた年ではないですか。高さは12メートル、幅は6メートルで、なんと重さは7トンもあります。
オホーツクラベンダー畑
ラベンダーといえば富良野が思い浮かびますが、ここ紋別にもラベンダー畑がありました。先ほどのカニの爪の近くです。
富良野に比べれば規模は小さいですが、きれいなラベンダーが咲いていました。
地元の方の憩いの場にもなっているようです。
ラベンダー以外の花も少しあります。
たまたま発見したんですが、ちょうど見頃だったようなのでラッキーでした。
計呂地交通公園
こちらは湧別町にある計呂地交通公園。旧湧網線の旧計呂地駅を保存してある公園です。昔はこの辺りにも鉄道があったんですね。
公園内に展示されているSLのC58。
SLの後ろに連結された「駅長の家」には宿泊することができ、夏場には北海道をツーリングするライダーもやってきます。
こちらは木造の客車。なんと日本には1両しか残っていないそうで、とても貴重な物になります。
ここで紹介したスポットはたまたま見つけた場所ばかり。オホーツクラインにはあまり期待がなかったこともあり、予想以上に楽しめました。私が知らないだけでオホーツクラインにはまだまだ魅力があるでしょう。
- スポット名オホーツクライン
- 住所オホーツクライン
- オホーツクライン
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