現状の日本本土最東端!納沙布岬|北海道根室市
納沙布岬までの風景
北海道根室市にある日本本土の最東端、納沙布岬に行ってまいりました。前回はバスだったので、今回はバスが通らない根室半島の根室湾側の道をチョイス。バイクで行ってきました。
根室市街を出たときはとても曇っていたのですが、少し晴れ間が見えてきて良かったです。納沙布岬まではまるで湿原のような風景が広がっており、とてもいい景色でした。
せっかくなのでその風景をバックにバイクも入れて1枚。
また途中には牛もいました。
1頭だけでしたがこっちに近寄ってきたようで、とてもかわいかったです。
せっかくなので牛とバイクの写真も撮影。
納沙布岬
そうこうしているうちに納沙布岬へ到着しました。納沙布岬は日本本土の最東端の地。日本の最東端は小笠原諸島の南鳥島ですが一般の人が行くことはできないので、納沙布岬は自由に往来できる日本の最東端でもあります。
こちらのモニュメントは四島(しま)のかけ橋と祈りの火。北方領土返還を祈念するためのシンボルとして建てられたものです。
駐車場の近くにあったトイレ。このトイレの外観は根室特産の花咲ガニをイメージしているそうです。
こちらは根室市北方領土資料館。北方領土に関する様々な資料や情報が展示されています。
根室市北方領土資料館の中にあった根室国後間海底電信線。実はその昔、根室と国後島は電信線でつながっていたのです。この他にも色々な展示があるので、ぜひ見学されることをおすすめします。
こちらは”島を還せ”と書かれた石碑。
こちらは日本人がアイヌ民族に対して暴力的な支配をしたことからおこった「クナシリ・メナシの戦い」で、犠牲になった日本人71人を慰霊するための石碑です。1812年(文化9年)に建てられたもので、1912年(明治45年)に海中から発見されました。後にこの場所に移設されたということです。
こちらには北方領土の山や位置関係を表した図。この海の先にはこれらの島々があるのです。
この石版の模様は何を表しているのでしょうか。
付近には鐘もありました。
こちらの石碑には「一億の 切なる願ひ 島帰れ この間近なる 岬に叫ぶ」と書いてあります。
私には読めませんでしたが、こちらも歌碑のようです。
海岸沿いにある納沙布岬の文字。
そしてこちらが本土最東端の地であります。
せっかくなのでバイクも撮影。
そんなことをしていたら、近くにいらっしゃったライダーの方が記念写真を撮ってくださいました。
最東端の地の付近には日本最東端の郵便ポストもあります。
こちらは納沙布岬灯台。1872年(明治5年)に北海道で初めに設置された灯台で、当初は木造でしたが1930年(昭和5年)にコンクリートに改築されました。
私が到着したときは濃い霧だった納沙布岬。
しばらくすると徐々に霧が晴れてきました。
霧で全然分からなかったんですけど、実は晴れていたんですね。
納沙布岬からは北方領土が見えます。
写真では分かりにくいんですけど、左から水晶島、貝殻島の灯台、(たぶん)秋勇留島。
肉眼ではもっとよく見えました。目で見えるのに行くことはできない。本当に近くて遠い島です。
前回来たときは曇りだったのですが今回は少し晴れ間も見えており、やっぱり晴れると景色はいいですね。日本最東端ということで感慨深いですが、それと同時に北方領土について考えるいい機会にもなりました。
- スポット名納沙布岬
- 住所北海道根室市納沙布
- 北海道根室市納沙布
- 電話番号0153-24-3104 (根室市観光協会)
- 駐車場有り(70台)
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