本土最東端 納沙布岬|北海道根室市
ある意味最果て 納沙布岬
日本本土最東端、北海道根室市の納沙布岬に行ってまいりました。日本最東端は南鳥島ですが一般の人は行くことができないため、納沙布岬は普通に行くことができる最東端の地です。納沙布岬は8月でも平均気温が16.5度と寒冷な地で、この日も6月下旬でしたが私にとっては普通に寒かったです。
納沙布岬に着いてひときわ目をひいた四島(しま)のかけ橋と祈りの火。北方領土返還を祈念するためのシンボルとして造られました。四島とは国後島、色丹島、択捉島、歯舞群島。かけはしはかなりの大きさがありました。
こちらは希望の道。全国各地から寄せられた石を敷き詰めてあるそうです。この道は島への道を表しており、島が還るときの道でもあるということでした。
北方領土返還運動に情熱を傾けられた故末次一郎先生を讃える碑。
歌人・橋本徳嘉の歌碑。
坂田文子の祈りの碑。納沙布岬には北方四島への想いのが綴られた石碑がいくつもありました。
石碑だけでなく鐘もあります。
道に北方四島の地図が書いてありました。
「返せ 北方領土 納沙布岬」と書かれた木製の碑。
岬から見た海の風景。
波が高く、次々に打ち寄せられてました。
海の水は青くて綺麗です。
この日も曇り空も相まってか、最果て感も感じました。
曇なので見えないですが、晴れていれば水晶島や貝殻島の灯台が見えるそうです。
こちらは望郷の家。北方領土に関する様々な物が展示してあります。
木製の碑の上にカモメが2羽とまっていました。
せっかくなのでカモメと記念撮影。近くにいらっしゃった方に撮っていただきました。
「本土最東端 納沙布岬」と記された碑。
納沙布岬の突端にあるのは納沙布岬灯台です。
納沙布岬灯台の初点灯は1872年(明治7年)。歴史のある灯台です。
写真だとかなり見えにくいですが、中央からちょい右側に水晶島、その少し右に貝殻島の灯台がうっすらと(たぶん)見えました。
本当にうっすらですね。水晶島までは7キロ、貝殻島灯台まではわずか3.7キロしかありません。距離だけみれば歩いてでも行ける距離。近くて遠い島々です。
(たぶん)左の赤丸が水晶島。右が貝殻島の灯台です。
そしてこちらが本土最東端にある食堂・鈴木食堂。さんま丼発祥のお店でもあります。もちろんさんま丼をいただきました。
帰りのバスの時間が迫っていたため、慌ただしく本土最東端の碑の前で記念撮影。快く鈴木食堂のご主人に撮っていただきました。
納沙布岬は単に最東端に来たというだけでなく、色々と考えることも多かったです。いつか北方四島に行くことができたらと思います。
- スポット名納沙布岬
- 住所北海道根室市納沙布
- 北海道根室市納沙布
- 電話番号0153-24-3104 (根室市観光協会)
- 駐車場有り(70台)
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