港文館で石川啄木にふれる|北海道釧路市
川沿いにある港文館
北海道釧路市にある港文館に行ってまいりました。釧路川沿いにあり、釧路フィッシャーマンズワーフMOOの対岸になります。港文館は旧釧路新聞社のレンガ造り社屋を1993年に復元したもの。
開館時間は5月〜10月が10:00〜18:00、11月〜4月が10:00〜17:00まで。館内は1階が休憩室、2階が啄木資料館になってます。
石川啄木の銅
港文館の前にあった石川啄木の銅像。
館内
港文館に入って正面には喫茶店もあります。
左手には休憩室。この日はイラストレーターさんの作品が展示してありました。
休憩室の脇の階段から啄木資料館へ向かいます。
こちらが啄木資料館。旧釧路新聞社の竣工は1908年(明治41年)で、1965年(昭和40年)に解体されました。明治41年に石川啄木が釧路新聞社の記者として勤めていたことから、当時編集室があった2階に啄木資料館が設けられたということです。
石川啄木に関する資料も置いてありました。石川啄木が釧路市に滞在したのはわずか76日。その間に新聞記者として敏腕をふるいました。
料亭しゃも寅で使われていた火鉢やとっくり。しゃも寅は釧路時代に啄木が通った料亭です。
当時の釧路の建物の写真。明治時代末期の釧路港市街を一望する写真もあります。
階段のそばには石川啄木の写真と、歌碑の写真が展示。
階段からみて左手の様子。
啄木の年賀状とかの有名な「一握の砂」の初版本。貴重ですね。
金田一京助の色紙。石川啄木と金田一京助は同郷の親友で、啄木が京助からお金を借りていた話は有名です。啄木はそのお金で遊びまわっていたとか。
釧路毎日新聞や啄木の通った料亭、しゃも寅などの写真。
明治41年2月に釧路新聞社の前で撮られた写真には石川啄木も写っている。後列の左から8人目の帽子をかぶっているのが啄木です。
啄木にゆかりのある方々の写真。
釧路啄木一人百首なるものも展示してありました。百人一首の逆バージョンで、啄木一人で百首ということですね。
こちらは百年前の椅子で、釧路新聞社の編集室で使われていたもの。今となっては真偽の程は分かりませんが、もしかしたら啄木も座ったかもしれないということです。なんかロマンがありますね。
港文館では石川啄木にふれることはもちろん、休憩室や喫茶店もあるのでゆっくりと過ごすことができました。
- スポット名港文館
- 料金無料
- 住所北海道釧路市大町2丁目1番12号
- 北海道釧路市大町2丁目1番12号
- 電話番号0154-42-5584
- 営業時間10:00〜18:00(5月〜10月) 10:00〜17:00(11月〜4月)
- 休業日無休
- 駐車場有
トップページへ
週間ランキング
ランキングをもっと見る