星欠けの三光門の伝説 北野天満宮|京都府京都市
京都府京都市上京区にある北野天満宮に行ってまいりました。豊臣秀吉が北野大茶会を催したと事でも有名な場所。
参道
こちらの鳥居が入口となります。
北野天満宮は福岡県の太宰府天満宮とともに天神信仰の中心的存在。学問の神様として受験生のお参りも多いようです。
947年、現在の北野の地に菅原道真を祀る社殿で造営されたのがはじまり。987年に勅祭(天皇の使者が派遣されて行われる神社の祭祀)が行われ、一条天皇より北野天満宮天神の称が贈られました。
桜門
参道を進むと桜門が見えてきます。
中門までの参道
そして桜門の先にあるのが中門。
中門までの参道の脇には燈籠が並んでいます。
中門(三光門)
この中門の別名は三光門。重要文化財に指定されています。上部に掲げられた天満宮の額は、後西天皇による勅額(ちょくがく:天皇が寺院に与える直筆の額)。
三光とは、日・月・星を指し、梁の間に彫刻があることがその名の由来です。しかし、何故か星の彫刻だけがない。これは、かつて朝廷があった場所から見るとこの門の上に北極星があり、北極星を星の彫刻に見立てている為といわれています。この伝説は「星欠けの三光門」として今も語り継がれているそう。興味深いですね。
神楽殿
こちらは三光門からみて右手付近にある神楽殿。
お社
神楽殿から先に進むとお社があり、紅葉も色付いていました。綺麗ですね。
国宝 社殿
左手を見ると社殿があります。
中門から正面に進むと、その先にあるのが社殿。この拝殿は国宝に指定されています。この他にも本殿、石の間、楽の間が国宝。貴重な建物です。
拝殿の奥にある建物。こちらが本殿になるのでしょうか。
社殿を裏手から見たところ。
社殿の先にはいくつかお社が並んでいました。
写真の奥に見えるのが楽の間(国宝)です。何も知らずに行ったもので、辛うじて写っていました。よかったよかった。
社殿は彩りが鮮やかで、装飾なども綺麗ですね。この日は雲一つない青空。その快晴のもとでお参りさせていただいて有難いことです。
- スポット名北野天満宮
- 料金参拝無料
- 住所京都市上京区馬喰町
- 京都市上京区馬喰町
- 電話番号075-461-0005
- 営業時間楼門の開閉時間 5:00〜18:00(4月~9月) 5:30〜17:30(10月~3月)
- 休業日境内の拝観は自由
- 駐車場参拝者専用駐車場が有(毎月25日は縁日のため駐車不可。第2駐車場は可。)
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