こちらは藩主の間。その名の通り藩主(斉昭公)がお成りのさいにいらっしゃった部屋です。
こちらは西広像。
二階へ登る階段はけっこう急です。
ここは武者控室。二階にあたります。
階段の踊り場はこんな感じです。
好文亭の三階。
縁側からは眺める景色はいいもんです。
これは配膳用昇降機。下で作ったお膳や酒肴を運ぶためのものです。
好文亭の三階は楽寿楼というそう。南の八畳間が正室だそうです。
楽寿楼と書かれた額もありました。
こちらは先ほど見た膳用昇降機の一階部分。
好文亭は非常に見どころが多かったです。
偕楽園内
好文亭を見学後は再び偕楽園内を散策。
こちらの偕楽園記碑には、偕楽園の名前の由来や創設理由、利用心得などが斉昭公の直筆で記載されています。
こちらは園内にあった井戸。
季節外れでしたが、こちらは藤棚です。開花時期は4月〜5月ごろ。
この松は御幸の松。1923年(明治23年)に明治天皇皇后両陛下が行幸啓されたのを記念して植樹したもの。虫害によって枯れてしまいました。現在の松は1974年(昭和49年)に昭和天皇皇后両陛下が第29回国民体育大会にご臨席なされたのを記念して植樹されたものです。
こちらは東西梅林。
梅の名所としても有名な偕楽園。開花時期は2月中旬〜3月上旬ということです。
偕楽園には門がいくつかあり、こちらは西門。
これは東門です。
この御成門は1890年(明治23年)に皇后が好文亭に行啓されたさいに新設された門ということです。
とても広くて見どころも多い偕楽園。好文亭も見応えがあります。今回の訪問ではいずれも季節外れでしたが、梅や藤、桜などが咲いている時期はもっと綺麗なことでしょう。