西郷隆盛銅像と記念撮影｜鹿児島県鹿児島市

撮影ひろば

鹿児島県鹿児島市にある西郷隆盛の銅像を見てまいりました。銅像は中央公民館の斜め向かいにあります。

銅像から道路を挟んで西郷隆盛銅像撮影ひろばがあり、写真を撮ってくださるボランティアの方もいらっしゃいました。撮影場所には犬の像もあります。西郷隆盛といえば犬を連れている姿が定着していますが、その理由は知らない方が多いのではないでしょうか。西郷隆盛の下戸（酒が飲めない）は有名な話ですが、甘いものや脂っこいもを大変好んでいたようです。維新後、事務仕事が多くなった西郷さんは肥満体になってしまいました。そこで運動するために兎狩りや山歩きをはじめたそう。１人で歩くのもつまらないので、犬を連れていくようになったとか。で、この撮影ひろばにいる犬のモデルは西郷さんが飼っていた薩摩犬のツンではないかと思われます。ちなみに薩摩犬は猟犬で気性が荒いそうです。

記念写真

せっかくなので、西郷隆盛の銅像、薩摩犬のツンと一緒にボランティアの方に記念写真を撮っていただきました。

西郷隆盛銅像

西郷隆盛銅像を間近に見るには道路の反対側がベスト。

この西郷隆盛銅像は高さが5.257メートルで肩幅は1.368メートル。鹿児島市出身の彫刻家、安藤照によって1937年（昭和12年）に建てられました。

しかし安藤さんは太平洋戦争の空襲の犠牲になられ、資料なども焼失。西郷隆盛生誕180年にあたる2007年（平成19年）に鹿児島工業高校の女子生徒4人が西郷隆盛銅像の実測に挑戦し、結果を導き出しました。

西郷隆盛の写真は一枚も残されていないため、似ているかどうかは現在のところ判断できません。ただ、西郷さんを偲ぶには十分な銅像ですね。