ひょうたん島クルーズでひょうたん島を一周|徳島県徳島市
地元の人も利用するひょうたん島クルーズ
徳島県徳島市で運行してくるひょうたん島クルーズに行ってまいりました。船の乗り場は新町川水際公園で、1日8便運行されています。
こちらがひょうたん島クルーズの受付。
川が入り組んでおり、島がたくさんある徳島の地。普通に四国本土のようでも島だったりするんです。徳島駅や徳島市役所がある場所も島。この島がひょうたんのような形をしており、この島を一周するのでひょうたん島クルーズといいます。
島が多いということは橋も多く、その数なんと1600以上。これは大阪よりも多いそうです。
いくつもの橋の下をくぐって進みます。橋の下を見れるのもクルーズならでは。
まずは新町川をすすむ船。
右手に見えてきたのが藍場浜公園です。
昔、藍場町は藍染めが集まる場所であり、そこから船で輸送していました。以前は蔵が建ち並んでいたそうですが戦災で焼失。徳島の建物はほとんど戦災で焼けてしまい、焼け残ったのはわずかに3つしかないということです。
藍場浜公園をすぎるとひょうたん島の頭のほうを進みます。
先のカーブしているところがテッペンあたりになります。
途中で見たビルの上にある車。
こちらは橋の上の三差路。このような形で信号があるのは全国的にも珍しいそうです。
このあたりは乗り場から反対側。
右手に見えるのが徳島城跡。徳島城跡は桜の名所としても知られ、ここの桜は蜂須賀桜といわれます。蜂須賀家は徳島藩の藩主をつとめた家柄。家祖は豊臣秀吉の右腕であり、蜂須賀小六の名でも有名な蜂須賀正勝です。
城跡の川沿いにあるフォルトの木の原生林。これは人の手が入っていないそう。実はこのひょうたん島、もとは徳島と呼ばれていた島で、そこにお城ができたので徳島城。そこから徳島市→徳島県となったそうです。面白いですね。
徳島城跡を過ぎるとひょうたん島のお尻のほうへと向かいます。
助任川と沖洲川が分かれるところ。
こちらの福島橋の近くにある石柱には人柱伝説があるそうです。
ひょうたん島のお尻を折り返すと左手には県庁が見えてきました。
県庁の前にヨットハーバーがあるのはおそらく徳島だけということです。
徳島県庁の前に並ぶヨットたち。
ヨットハーバーの中央は一番の眉山のビュースポット。眉山は万葉集にも歌われており、古くから徳島の人に親しまれています。
こちらは鉄橋。汽車が走ります。ちなみに徳島県は全国47都道府県で唯一電車の走っていない県。電車と言うと怒られます。
ここからも眉山がよく見えますね。
その後もいくつか橋をくぐってひょうたん島の中腹へ。
右手に船着き場が見えてきました。この日は快晴。暑くもありましたが、風が気持ちよかったです。
船から陸にもどるとカモがその辺を歩いていました。のどかなもんですね。
なんとなく乗ったひょうたん島クルーズ。川から見る街の風景も新鮮で、橋の下を通る時は迫力満点。船頭さんの説明も面白くて、思っていた以上に楽しかったです。観光とかではなくて地元の方も普通に利用されるそう。なんだかそれも分かる気がしました。
- スポット名ひょうたん島クルーズ
- 料金大人200円
- 住所徳島県徳島市南内町2丁目5番地
- 徳島県徳島市南内町2丁目5番地
- 電話番号088-621-5232
- 営業時間11:00から40分毎で最終便は15:40 ※7・8月は最終便19:40 8/12~15は9:00~22:00(15分毎に出航)
- 休業日無休
- 駐車場無
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