中流階級の武家屋敷!石火矢町ふるさと村|岡山県高梁市
備中松山城のお膝元、石火矢町ふるさと村にある武家屋敷に行ってまいりました。武家屋敷は旧折井家と旧埴原家の2つが残っています。
旧折井家
まず訪問したのは旧折井家。旧折井家は幕末に備中松山藩の藩主であった板倉家に仕えた譜代の武士です。禄(給料)は200石取り前後で、このお屋敷は天保年間(1831年〜1845年)に建てられました。

当時の武家屋敷は官舎(役人の住まい)と役所も兼ねていたそうです。

玄関からあがると人形があります。この人形は動くので私はちょっと驚いてしまいました。

玄関から右手にあるのは広敷という部屋。奥の土間には駕籠が展示してあります。

広敷にはタンスが置いてありました。

広敷の奥にある台所。

こちらは物置になります。

この狭い部屋は女部屋。長持ちが置いてあります。

玄関の奥にあるのは居間。タンスや火鉢、神棚などがあります。

玄関の左手にある次の間。シンプルな六畳間ですね。

そして次の間の奥がお座敷。この屋敷では一番格式が高い部屋でしょうね。

こちらは武家のお屋敷ですので、こちらは書院造りになるんでしょうか。お座敷には床の間や天袋、付書院なども備えています。

居間やお座敷の奥にある縁側。

左にあるのがトイレです。

昔のトイレはこんな感じになっています。

玄関から見て右端にある土間。

奥は炊事場になっています。

ここは流しでしょうか。はっきりとは分かっていないようです。

土間を抜けた先にある井戸。

この建物はお風呂だそうです。

中には桶が置いてありました。

主屋の奥にある資料館です。

中には甲冑や弓矢、鐙(あぶみ)、陣太鼓、陣笠、裃(かみしも)、書物などが展示してありました。

主屋の裏にあたる庭。

裏側から見たお屋敷です。

中流階級の武家のお屋敷と思われる旧折井家。確かに装飾などの類の意匠はあまりないようですが、十分に広い家だと思います。

旧埴原家
続いてやってきたのは旧埴原家(はいばらけ)。120〜150石取りの武士が住んでいたお屋敷です。

旧埴原家は近習役(きんじゅやく:主君の側に仕える者)や番頭役(警備する役)を勤めた家柄でした。

こちらの内玄関から中へ入ります。

- スポット名高梁市武家屋敷 旧折井家 旧埴原家
- 料金大人 400円
- 住所岡山県高梁市石火矢町23-2
- 岡山県高梁市石火矢町23-2
- 電話番号0866-22-1480
- 営業時間9:00~17:00
- 休業日12/29~1/3
- 駐車場有
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