本間家旧本邸と鶴舞園・清遠閣|山形県酒田市
日本最大の地主だった本間家
山形県酒田市にある本間家旧本邸に行ってまいりました。酒田市役所からも近い場所にあります。本間家は当時、日本最大の地主といわれており「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」とうたわれるほどに栄えていました。こちらの長屋門が入り口となります。
長屋門の内側。長屋門は来賓など特別なお客様が来訪した際に使われた門です。
旧本邸の敷地内にある七社の宮。土蔵の中に7つの神様を合祀してあるそうです。
こちらは薬医門の内側。
本間家旧本邸内は残念ながら撮影はできません。しかし非常に見応えがあるので、酒田に来た際には見学されることをオススメします。
玄関はこちら。
玄関から見て左側にはお庭もありました。
本間家旧本邸は漆喰の白壁で囲まれています。
先程の薬医門は日常的に使われていた門だそうです。
また道向には本間家旧本邸別館。お店(おたな)があります。ここで本間家は新潟屋という屋号で商売を営んでいました。館内には当時の道具などが展示してあります。
鶴舞園
続いて本間氏別邸庭園、通称は鶴舞園に行ってまいりました。
本間美術館の近くにあります。鶴舞園は四代当主、本間光道が1813年(文化10年)に築造しました。
池を中心にした池泉回遊式庭園という形式のお庭です。
藩主より鶴舞園という名前を賜ったとのこと。酒田は北前船の拠点として栄えた街で、港で働く人達の冬の失業対策として造られた庭園だそうです。
そのため北前船で運んできた素材が使用されています。
清遠閣
藩主が領内を巡視する際の休憩所として造られた清遠閣。こちらがその入口になります。
清遠閣の前の木。
こちらが玄関となります。
残念ながら館内の撮影は不可なので、外から見た清遠閣と、清遠閣から見た庭の写真しかありません。
二階から見た鶴舞園。
こちらは一階のお部屋です。
向こうに見えている赤い屋根の建物は本間美術館。
迎賓館としても仕様されていた清遠閣。それだけあってとてもモダンな造りとなっています。
鶴舞園にはこんな橋もありました。
池越しに見た清遠閣。
また園内にはお社もありました。
かつては日本一のお金持ちといわれるほどの栄華を誇った本間家。戦後の農地解放によって当時の土地は所有されていないようですが、本邸や別邸などの建物は残っています。
近くには旧鐙屋もあるので、あわせて見学されるといいでしょう。
- スポット名本間家旧本邸
- 料金大人700円
- 住所山形県酒田市二番町12-13
- 山形県酒田市二番町12-13
- 電話番号0234-22-3562
- 営業時間(3月~10月)9:30~16:30(11月~2月)9:30~16:00
- 休業日12月中旬~1月下旬
- 駐車場有
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