数少ない現存天守の一つ！国宝 犬山城｜愛知県犬山市

愛知県犬山市にある犬山城に行ってまいりました。名鉄犬山駅から徒歩で約20分ほど。天守まではこちらの石畳を登っていきます。

本丸門

しばらく進むと本丸門がありますので、ここで入場券を購入。

中に入るといよいよ天守が間近に見えてきます。彦根城の天守は三重四階（屋根が3つで4階建て）。

大杉様

天守の側には御神木、大杉様。樹齢は650年でもとの高さは24メートルもあり、天守と同じくらいの高さだったそうです。現在は枯れてしまってますが、落雷の身代わりになったり台風時の風よけになったりと城を守ってきました。

国宝の現存天守

犬山城の現存天守（昔の建物が現在まで保存されている天守）は、松本城、彦根城、姫路城、松江城とならんで国宝に指定されています。

それではついに天守へ参りますぞ。

犬山城内

天守内は当時の雰囲気を今に感じることができます。

武者走りに展示してあった甲冑。かっこいいですね。

武具だけでなく、他にも色々な物が展示してありました。

当時はこの武者走りを、その名の通り武士の人たちが走り回っていたのでしょうか。

武具の間には模型も展示してありました。

最上階である四階にはは廻縁（まわりえん・縁側の一種で、最上階をグルっと周回する通路みたいなもの。）があり、外に出ることができます。

ぐるりと一周することができるので、様々な方角の景色が楽しめる。

木曽川の流れもばっちり堪能できちゃいます。

グルグルと何回も回ってしまいました。

もちろん犬山の街も一望できます。素晴らしい景色ですね。

桜と天守

犬山城は1952年（昭27年）に国宝に指定されました。2004年（平成16年）3月までは全国で唯一の個人所有という珍しいお城でしたが、現在は財団法人が管理しています。

廃藩置県で廃城となり、天守以外のほとんどの建物が取り壊されたそう。また、地震や台風などの災害で被害を受けつつも修復され、現在でもその姿を保っています。お城を守ってこれらた方々に感謝ですね。

これからも犬山の街をかわらぬ姿で見守っていってほしいと願ってます。